SMBC日興証券で口座開設をしようか検討しているけれど、このような悩みを抱えてはいませんか?
SMBC日興証券は5大証券にも数えられる大手かつ老舗の証券会社。店頭での対面取引だけでなくオンライントレードにも対応しており、ネット証券の利用が中心のユーザーからも注目が集まっています。
またIPO実績の良さや使い勝手の良いサポートツールなど、他社より優秀なサービスも豊富です。
この記事では、SMBC日興証券を実際に利用したユーザーにアンケートをとり、口コミ結果についてわかりやすくまとめています。SMBC日興証券の特徴やメリット・デメリットも詳しく解説。
口座開設の流れについても掲載しているので、この記事を読めばSMBC日興証券が自分に必要なのか判断し、スムーズに口座開設できるでしょう。この記事がSMBC日興証券の評判を知りたい方の参考になれば幸いです。
- SMBC日興証券はネット取引でも店舗のサポートがあると評判
- IPO株の抽選に資産高が関わるため不満のある人もいる
- 100円からの少額投資やポイント投資もできるのがメリット
- デメリットは現物取引の手数料が他証券より割高なこと
- SMBC日興証券は初心者やサポートを受けたい方におすすめ
Contents
SMBC日興証券の評判・口コミ
はじめにSMBC日興証券を実際に利用している人の評判・口コミを紹介します。
SMBC日興証券の良い評判・口コミ
SMBC日興証券の良い口コミで特に多かったのは、「大手の証券会社で安心感がある」「対面でも相談できる」などサポート面に対する意見です。対面取引とネット取引どちらでも店舗で相談できるため、活用しているユーザーが多い印象でした。
また、「初心者でも少額投資がしやすい」との口コミも多く、ポイント投資やつみたてNISA銘柄数の多さも好評価。大手証券会社の中でも初心者向けであることが伺えます。
そのほかにも、ツールが充実していて使いやすいことを評価する口コミもありました。全体的にサポート面と少額投資についての好評価が多いので、困ったときに助けてもらいたいユーザーや小さく投資を始めてみたいユーザーなら安心して利用できるでしょう。
SMBC日興証券の悪い評判・口コミ
一方、その他の口コミとしては「手数料が高い」との意見が多数集まりました。現物取引手数料はネット証券各社よりも高く設定されているので、デイトレードのような頻繁な取引では使いにくいようです。
信用取引は手数料が無料ですが、利用しているユーザーからは「金利や賃株料※はかかるので完全に無料になるわけではないのが不便」との声も。
ほかにも、「投信の騰落率が表示されない」「外国株の個別銘柄が少ない」「先物・オプション取引を扱っていない」など細かい利便性についても意見が寄せられました。
※賃株料:証券会社から売るための株を借りる費用で信用売りの時に発生する
SMBC日興証券の評判・口コミまとめ
ここからは、実際に利用してわかったメリット・デメリットのほか、SMBC日興証券を選んだ理由や活用術も紹介しています。ぜひ参考にしてください。
【調査概要】外部Webアンケート調査および、当社の独自調査 【調査の対象】SMBC日興証券を使ったことがある人 【調査期間】2023年3月 |
口コミ詳細
男性/30代/会社員/年収300~500万円/大阪府
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男性/30代/会社員/年収300~500万円/岡山県
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女性/30代/会社員/年収500~700万円/神奈川県
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男性/40代/会社員/年収300~500万円/兵庫県
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男性/30代/自営業/年収300~500万円/宮崎県
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男性/30代/会社員/年収500~700万円/東京都
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男性/20代/会社員/年収300~500万円/東京都
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男性/30代/会社員/年収100~300万円/東京都
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男性/40代/会社員/年収500~700万円/神奈川県
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SMBC日興証券の基本情報
ー引用元:SMBC日興証券
次に、SMBC日興証券の基本的な特徴をご紹介します。
- 大手老舗証券ならではのサポート体制と情報力
- 少額投資が可能で投資初心者にもやさしい
- スマホだけで簡単に口座開設可能
口座開設数 | 396.6万口座(2023年12月時点) |
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取扱商品 |
・株式 ・債券 ・投資信託 ・FX ・ロボアドバイザー ・証券担保ローン ・個人型確定拠出年金(iDeCo) |
NISA対応 | ◎ |
クレカ積立対応 | × |
最低投資金額 | 1,000円(投信積立) 100円(dポイント投資) |
米国株式 取扱銘柄数 |
約2,200銘柄(日興イージートレード対応) |
投資信託数 | 1,079本 |
SMBC日興証券は三井住友フィナンシャルグループに属しており、五大証券の1つ。100年以上もの歴史がある老舗の証券会社です。
株式や債券、投資信託やFXなどを中心に取り扱い、NISAやつみたてNISA、iDeCoなども一通り口座開設できます。特につみたてNISAの銘柄数が多いのが特徴で、全158本から選択可能。最低1,000円から積み立てていけます。
ほかにもロボアドバイザーをはじめ、初心者でも資産運用を始めやすいサービスが豊富です。
おかね@コンパス編集部
SMBC日興証券のメリット
- 担当者のアドバイスを受けながら投資できる
- IPO主幹事率が高く当選しやすい
- 「日興フロッギー」ならdポイントで投資できる
- 100円から取引可能な「キンカブ」
- 取引ツールや投資情報が豊富
SMBC日興証券は投資に関してさまざまなメリットがあります。おもなメリットを5つに分けて詳しく解説します。
メリット1.担当者のアドバイスを受けながら投資できる
SMBC日興証券は対面取引とネット取引の両方に対応しており、アドバイスを受けながら投資ができます。投資初心者はもちろん、高額の投資に挑戦しようとしている方、相続の問題に悩む高齢の投資家、ベテラン投資家などまで幅広く役立つサービスです。
- 総合コース:対面取引を中心にコール取引、ネット取引も可能
- ダイレクトコース:ネット取引を中心に店頭窓口での相談も可能
一般的に対面での相談や取引が可能な証券会社の場合、ネット取引のコースを選ぶと対面での相談はできないことが多いですが、SMBC日興証券であればネット取引を選んでも店頭での相談が可能です。
メリット2.IPO主幹事率が高く当選しやすい
SMBC日興証券はIPO株の主幹事率※が高く、実績がよいのが魅力です。主幹事となった証券会社はほかの証券会社よりもIPO株の配分が格段に高く、約8割もあります。
そのため、主幹事率の高いSMBC日興証券の口座でIPO株抽選に参加することで、IPO株の当選確率を実質的に上げられるのがメリット。
また、SMBC日興証券は取扱銘柄数も豊富で、全てのIPO銘柄のうち6~7割をカバーしています。購入時は手数料無料なので利益を得やすいのも特徴です。
※IPO株の主幹事:IPOにおいて中心となる証券会社。スケジュール管理や株式の公開価格の決定などを行う。
メリット3.「日興フロッギー」ならdポイントで投資できる
SMBC日興証券はdポイントでの投資やポイント獲得に対応しているため、ポイント投資から始めてみたい方、dポイントが余っている方などにも役立ちます。
dポイントと連携するには「日興フロッギー」という、記事に掲載されている情報から直接該当銘柄を購入できるサービスを使用します。
日興フロッギーにログインしdアカウント連携すれば、株やETF、REIT約3,900銘柄をdポイントで購入できるようになります。
メリット4.100円から取引可能な「キンカブ」
SMBC日興証券では少額取引にも対応しているため、株取引を始めたばかりの初心者でも利用しやすいです。
注目したいのは100円から取引できる「キンカブ」。いわゆる単元未満株のサービスですが、SMBC日興証券の場合は1株単位だけでなく100円からの金額指定でも購入できるため予算内で取引したい方にぴったりです。
手数料に関してもスプレッド制となっており、100万円以下の取引であれば買付無料、売付も0.5%と割安な設定になっています。
メリット5.取引ツールや投資情報が豊富
株式や債券、IR情報などに関してさまざまなセミナー動画がアップされており、いつでも無料で視聴できます。マーケットニュースやアナリストによる分析などのコンテンツも豊富です。
また、取引ツールや独自のサービスが豊富なので、多数の選択肢から自分にあった取引スタイルを探せます。
- AI株価見守りサービス:所持する株が売買に最適なタイミングになったら教えてくれる
- 日興イージートレード:リアルタイムで情報が手に入るスマホアプリ
SMBC日興証券のデメリット
- 現物取引手数料が他社より高い
- IPO株は完全平等ではない
- NISAで取引手数料がかかる
SMBC日興証券には一部デメリットもあります。口座開設前に把握しておけば、SMBC日興証券の証券口座をどのように運用すべきかが見えてくるでしょう。それぞれ詳しく解説します。
デメリット1.現物取引手数料が他社より高い
SMBC日興証券は株の現物取引手数料が他社より高いです。特にネット証券と比べると手数料がかさみやすいため、使いどころを考える必要があります。
例として、SMBC日興証券とネット証券大手の「SBI証券」の現物取引手数料を比較してみましょう。
約定代金 | SMBC日興証券の手数料 ※1約定あたり |
SBI証券の手数料 ※1約定あたり ※国内株式の手数料は0円 |
SBI証券の手数料 ※1日定額 |
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~10万円 | 137円 | 99円 | 無料 |
~20万円 | 198円 | 115円 | 無料 |
~30万円 | 275円 | 275円 | 無料 |
~50万円 | 440円 | 275円 | 無料 |
~100万円 | 880円 | 535円 | 無料 |
~200万円 | 1,650円 | 640円※約定代金150万円まで 1,013円※約定代金3,000万円まで |
1,238円 |
このように、SMBC日興証券は現物取引において手数料無料の枠がありません。また、1日定額のコースも用意されていません。少額の取引でも1回ごとに必ず手数料がかかる上他証券よりも手数料が高いため、特に現物取引のデイトレードは避けた方がよいでしょう。
ただし、日興フロッギーを使用すれば100万円以下なら買付手数料0円です。少額取引をしたい方は、取引できる内容や銘柄は限られるものの日興フロッギーの利用をおすすめします。
関連記事:【2024年最新】おすすめのネット証券会社12選!投資家200人が選んだランキング
デメリット2.IPO株は完全平等ではない
SMBC日興証券はIPO実績が高い一方、抽選方式については完全平等ではないため注意しましょう。配分されたIPO株のうち約9割は総合コース向けで、残りの10~15%がネット取引であるダイレクトコースに回されます。
ダイレクトコースの場合は資産に関係ない平等抽選が採用されていますが、抽選にはずれた場合は資産高に応じたステージアップ制度により再抽選されます。しかし、資産高が250万円以上ないとステージランクが付与されないため抽選に参加できません※。
このように、ダイレクトコースの場合は配分される量自体が少ない上、平等抽選と資産高に応じた抽選両方を採用しているため資産高の少ないネット取引ユーザーは不利になります。
※新規口座開設から3ヶ月間のみ特例で参加可能
デメリット3.NISAで取引手数料がかかる
SMBC日興証券はNISAにも対応していますが、取引手数料は無料ではありません。委託手数料をはじめ各種手数料が発生します。
NISAは1人1口座までしか作成できないため、取引手数料のかからない他社を選んだ方が利益を多く得られる可能性が高いです。取引内容に応じてSMBC日興証券にすべきか、他社にすべきか検討しましょう。
SMBC日興証券はこんな方におすすめ
SMBC日興証券は対面取引とネット取引両方が可能なのが強みです。ダイレクトコースを選択していても店舗での相談は可能なため、ネット取引を中心にしつつもいざというときはプロに相談したい方におすすめします。
また、IPOの主幹事率が高く実績がよいため、IPO株取引をしたい方にも向いています。もし250万円以上の資産高を保有できるなら再抽選のチャンスも得られます。
さらに、dポイントを使った投資ができるためドコモユーザーとも相性が良いです。dポイント運用専門の「日興フロッギー+docomo」も利用できます。期間・用途限定ポイントも使用できるため、普段からdポイントを利用している方ならポイント使用の幅が広がるでしょう。
おかね@コンパス編集部
SMBC日興証券のキャンペーン情報
SMBC日興証券では現在次のキャンペーンを実施しています。
・投信積立でdポイントがたまる!(2021年6月1日~終了日未定)
SMBC日興証券では新規口座開設するとダイレクトコース限定でANAマイル200マイル相当がもらえるキャンペーンを実施中です。
また、毎月1,000円から投信積立できる「投信つみたてプラン」を利用した際、10,000円の積立で3pt、以降10,000円ごとに3ptのdポイントが最大300ptまで貯まるキャンペーンも開催されています。
※本記事に掲載されているキャンペーンは予告なく終了する場合がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。
SMBC日興証券の申し込み方法
SMBC日興証券の口座開設手順について解説します。SMBC日興証券では次の2種類のコースから好きな方を選んで口座開設ができます。どちらか片方しか申し込めないため、自分に合った方を選びましょう。なお、コースは後からでも変更可能です。
- 総合コース(対面・ネット・コール取引対応):店頭もしくは資料請求後の申し込み
- ダイレクトコース(ネット取引限定):Webで申し込み可能
ここではネット取引専用のダイレクトコースについて手順を解説します。
- STEP.1公式サイトの申し込みフォームにアクセス公式サイトにアクセスし、画面上部にある「口座開設」をクリックしましょう。続いて「今すぐ無料で口座開設(ダイレクトコース)」を選びます。
表示されている「ご同意事項」を一通り確認し、問題なければ画面最下部にある「同意をして口座を開設する」をクリックすると申し込みフォームに移動します。
- STEP.2必要事項を入力する申し込みフォームの指示に従い、氏名、住所、パスワード、職業などを一通り入力していきましょう。続いて本人確認書類の提出も必要です。本人確認書類はスマホからの撮影、Webアップロード、郵送と3つの手段があるので、お好きな方法を選んでください。
入力・提出が完了すれば申し込み完了です。
- STEP.3ログインし利用開始申し込みが完了し、審査に問題がなければログイン用のIDとパスワードが送付されます。ログインできることを確認したら利用開始です。
まとめ
- 大手老舗証券ならではのサポート体制と情報力
- 少額投資が可能で投資初心者にもやさしい
- スマホだけで簡単に口座開設可能
SMBC日興證券はネット取引でも店頭で相談できる稀少な証券会社です。大手の老舗証券ですが、100円からの少額投資やポイント投資にも対応しているため投資初心者も利用しやすいでしょう。
また、IPO実績も高く対面では利用実績に応じた配分、ネット取引であれば完全平等で抽選がされます。IPO株の取引をしたい方は口座開設をしておくとIPO株の取引に役立つはずです。
ほかにも、取引に便利なツールやアプリ、店舗でのサポートなど便利なサービスが充実しています。口座開設は無料でスマホから申し込み可能なので、気になったらぜひ口座開設しましょう。