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高速道路の走行に欠かせないのがETCカードです。ETCカードはクレジットカード会社が、有料道路の事業者と提携して発行しているのが特徴です。
高速道路会社6社が発行する「ETCパーソナルカード」よりも年会費が安く、ETCカードならではの割引料金も適用されます。高速道路をよく利用するならぜひ持っておきたい存在です。
しかし、実際にETCカードを発行するにあたっては、大元となるクレジットカードを選ばなければなりません。
そこで、この記事ではETCカードを発行できるクレジットカードのおすすめや、選び方、注意点などを解説します。
Contents
ETCカードのおすすめの選び方3つ
まずはETCカードを追加発行できるクレジットカードの選び方について解説します。
発行手数料や年会費で選ぶ
ETCカードの発行手数料や、年会費が無料のクレジットカードを優先的に選びましょう。
ほとんどのクレジットカードはETCカードの発行に対応しており、発行手数料と年会費の両方もしくはどちらかが無料のカードも非常に多いです。
これから新規申し込みをするのであれば、できるだけ無料で発行・維持できるカードを探すのがよいでしょう。特に年会費は毎年かかるため、長く使えば使うほど損です。少なくとも年会費は無料になるカードを選びましょう。
なお、発行手数料は550円~1,100円(税込)程度が多いので、もしカードの還元率や機能などが気に入っているのであれば初回の発行手数料はあえて支払うのも1つの手です。
ポイント還元率で選ぶ
ETC利用に対してどれだけポイントが貯まるのか、ポイント還元率をチェックしましょう。カードによっては、普段の買い物での利用とETC利用では還元率や付与ルールが異なる場合ももあるので注意してください。
たとえばライフカードは基本還元率0.5%のカードですが、ETCカードの利用分についてはポイントが付与されません。
また、VIASOカードは同じく基本還元率0.5%のカードですが、ETCカードの利用分についてはポイントが2倍(還元率1.0%)付与されます。
ポイント還元率の高いカードを選べば、高速道路料金の負担を抑えられるので申し込み前に確認しましょう。
付帯サービスで選ぶ
クレジットカードごとにさまざまなサービスが付帯しているので、好みのサービスがあるか確認してから選びましょう。
たとえば、車に乗る機会が多いのであればロードサービス優待やレンタカー優待、ガソリン値引などの付帯サービスをつけているクレジットカードを選ぶといざというとき役立ちます。
それぞれのサービスに個別に申し込む必要もありません。
また、車に乗るのはそれほど多くはない方なら、次のようなサービスのあるクレジットカードもおすすめです。
- 飲食店・娯楽施設の優待
- 国内・海外旅行傷害保険
- 空港ラウンジ利用権
- 特定の店舗での割引・優待
これらのサービスはゴールドカードやプラチナカードなど、上位ランクのカードを中心に充実しています。
旅行や出張が多い方は年会費を払っても充分元がとれることも多いので、付帯サービスと利用頻度から自分に合った1枚を見つけましょう。
ETCカード発行が可能なおすすめクレジットカード6選
では、ETCカードの追加発行が可能なクレジットカードの中から、おすすめのものを6種類厳選してご紹介します。各カードの選定基準は次の通りです。
- 年会費無料・発行手数料無料でETCカードを所持できる
- 車の運転に役立つサービスが利用できる
- ETCカード利用分の還元率がカード本体の基本還元率を下回らない
三井住友カード(NL)
ー引用元:三井住友カード
年会費 | 本会員:永年無料 家族カード:永年無料 ETCカード:無料(年1回の利用がない場合550円(税込) |
ポイント還元率 (基本/ETC利用分) |
基本0.5%/ETC0.5% |
貯まるポイント | Vポイント |
ポイントアップ例 | ・コンビニ3社でポイント最大5%還元 ・選んだ店舗でポイント0.5%追加還元 |
ETCカードの 発行手数料 |
無料 |
家族カードに対する ETCカード発行可否 |
◎ |
追加カード | 家族カード/ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 ※「選べる無料保険」切り替え可能 |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
申し込み条件 | 満18歳以上の方(高校生は除く) ※20歳未満の場合は保護者の同意が必要 |
- コンビニやファストフード店でポイント最大5%還元
- 家族で利用するとポイントアップ
- ナンバーレスデザインで不正利用を防止
三井住友カード(NL)は家族カードと、家族カードそれぞれにETCカードを発行できます。
ETCカード利用においても基本還元率が適用されポイントが貯まるので、家族がそれぞれ車を運転するならお得にポイントが貯まるでしょう。また、ユニークなサービスとして「家族ポイント」があるのも特徴です。
家族カードではなく本会員として家族が三井住友カードシリーズを所持していると、特定の店舗利用において還元率が家族の人数×1%分アップします。
さらに、三井住友カード(NL)はコンビニやファストフード店での還元率アップが強力です。
全国のローソン・ファミリーマート・マクドナルドでタッチ決済すれば5%もの還元を受けられます。家族ポイントを利用すれば、還元率は最大10%にまでアップするので他社の追随を許しません。
カードデザインは「NL(ナンバーレス)」を採用しています。カード番号が一切記載されていないため、セキュリティを気にする方にもぴったりです。
関連記事:三井住友カード(NL)の評判・口コミから見るメリット・デメリットを解説
楽天カード
ー引用元:楽天カード
年会費 | 本会員:永年無料 家族カード:永年無料 ETCカード:550円(税込)※ダイヤモンド会員・プラチナ会員は無料 |
ポイント還元率 (基本/ETC利用分) |
基本1.0%/ETC1.0% |
貯まるポイント | 楽天ポイント |
ポイントアップ例 | ・楽天市場でのSPU倍率アップ ・加盟店でポイントを追加付与 |
ETCカードの発行手数料 | 無料 |
家族カードに対する ETCカード発行可否 |
× |
追加カード | 家族カード/ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険/カード盗難保険 |
国際ブランド | JCB/VISA/Mastercard/American Express |
申し込み条件 | 18歳以上の方(高校生不可) |
- ダイヤモンド・プラチナ会員ならETC年会費が無料
- ガソリンスタンドをはじめ車関連の加盟店が豊富
- 楽天市場や各系列サービスでポイントが貯まる・使える
- 新規入会&利用で5,000ポイントプレゼント
- キャッシング枠希望で抽選で最大1,000ポイントプレゼント
- 自動でリボ払いにご登録&ご利用で最大5,000ポイント
楽天のヘビーユーザーなら、楽天カードに申し込んでETCカードを追加発行するのがおすすめです。
ETCカードは発行手数料無料、年会費は本来550円(税込)がかかりますが、楽天市場のダイヤモンド・プラチナ会員なら年会費が無料になります。
楽天カードは基本還元率が高く、ガソリンスタンドやレンタカーサービスなども加盟店に名を連ねているので車好きな方にも使いやすいカードです。
ETCカード以外の利便性も求めるなら、楽天カードを1枚所持しておくとポイントがどんどん貯まっていくでしょう。
なお、家族カードに対してはETCカードを発行できません。年会費無料で専業主婦やフリーターなどの方も申し込みができるので、家族もETCカードを所持したい場合はそれぞれ申し込みしてみましょう。
関連記事:楽天カードの評判や口コミは?メリット・デメリットを解説
JCB CARD W
ー引用元:JCB CARD W
年会費 | 本会員:永年無料 家族カード:永年無料 ETCカード:永年無料 |
ポイント還元率 (基本/ETC利用分) |
基本1.0%/ETC1.0% |
貯まるポイント | Oki Doki ポイント |
ポイントアップ例 | ・常時ポイント2倍 ・JCB ORIGINAL SERIESパートナー店でポイント最大21倍 |
ETCカードの発行手数料 | 無料 |
家族カードに対する ETCカード発行可否 |
◎ |
追加カード | 家族カード/ETCカード/QUICPay(クイックペイ)TMカード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険/ショッピングガード保険 |
国際ブランド | JCB |
申込条件 | ・18歳~39歳の方(高校生不可) ・学生でない場合は本人または配偶者に安定継続収入のある方 |
- ETC利用でポイントが常時2倍の1.0%貯まる
- JCB ORIGINAL SERIESパートナー店で最大21倍にまでポイントアップ
- コインパーキングやガソリンスタンドで追加ポイント獲得
- 新規入会後、Amazon.co.jpの利用分を20%、最大12,000円までキャッシュバック
- Apple PayやGoogle Pay、MyJCB Payなどの対象のお支払いの20%を最大3,000円までキャッシュバック
- キャッシングサービス枠の設定&条件達成で抽選で200名に5,000円キャッシュバック
JCB CARD Wは、国際ブランドJCBが発行する、18~39歳限定のカードです。初回発行後は40歳以降も同じ条件で使用し続けられます。年齢層が限定されている分、ほかのJCBカードシリーズより還元率が高く、常時2倍の1.0%が適用されます。
家族カードは年齢に関わらず作成でき、家族カードそれぞれにETCカードをつけることも可能です。
本カード・家族カード・ETCカードすべて、年会費も発行手数料も無料で利用できるため利用頻度が少ない方でも所持しやすいでしょう。
また、ポイント還元も強力です。加盟店としてタイムズパーキングや出光・シェルSSがあり、追加で0.5%のポイントを獲得できます。また、Amazonやセブン-イレブンなどもポイントがアップするため日常の買い物目的での利用にもぴったりです。
関連記事:JCBカードWの評判や口コミから見るメリット・デメリットを徹底解説
dカード
ー引用元:dカード
年会費 | 本会員:永年無料 家族カード:永年無料 ETCカード:550円(税込) ※初年度無料・翌年度以降年1回のETC利用で無料 |
ポイント還元率 (基本/ETC利用分) |
基本1.0%/ETC1.0% |
貯まるポイント | dポイント |
ポイントアップ例 | dポイント特約店でポイントアップ |
ETCカードの発行手数料 | 無料 |
家族カードに対する ETCカード発行可否 |
◎ |
追加カード | 家族カード/ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(※29歳以下限定)/国内旅行傷害保険(※29歳以下限定)/dカードケータイ補償/お買い物あんしん保険/カードの紛失・盗難の補償 |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
申込条件 | ・18歳以上の方(高校生不可) ・個人申し込みの方・本人名義の口座を支払い口座として設定する・その他カード会社が定める条件を満たしていること |
- 基本還元率1.0%の高還元率カード
- 年1回利用すれば実質年会費が無料
- ドコモケータイやドコモ光の料金に対してポイントが貯まる
- dカードへのご入会・ご利用・Webエントリーでdポイントが最大2,000ポイント
- こえたらリボの設定&ショッピング利用でdポイント最大4,000ポイントプレゼント
dカードは、ドコモユーザーにおすすめのカードです。家族カードに対応し、家族カードそれぞれにETCカードを発行できます。年会費も無料です。
基本還元率が1.0%あるため、ETC利用でも普段の買い物でもポイントを貯めやすいでしょう。貯まるポイントはdポイントなので、ドコモユーザーであればそのままケータイ利用料金に充当できます。
また、ドコモのケータイ利用料金や、ドコモ光の利用料金に対してもポイントが貯まるのでドコモユーザーならさらにポイントが貯まりやすいです。ドコモケータイが全損した場合、同機種への買い換え費用を1万円まで補償してくれるのも魅力といえます。
なお、もしも普段のケータイ利用料金が高いのであれば、1ランク上の「dカード ゴールド」にするとケータイ料金の10%がポイント還元されるためよりお得です。
関連記事:dカード ゴールドの口コミと評判|メリットや特徴をわかりやすく解説
ENEOSカード S
ー引用元:ENEOSカード
年会費 | 本会員:1,375円(税込)※初年度無料・翌年度以降年1回の利用で無料 家族カード:永年無料 ETCカード:永年無料 |
ポイント還元率 (基本/ETC利用分) |
基本0.6%/ETC0.6% |
貯まるポイント | ENEOSカードポイント |
ポイントアップ例 | ・ENEOS利用でポイントアップ ・ポイントアップマーケットWEBで最大10倍 |
ETCカードの発行手数料 | 無料 |
家族カードに対する ETCカード発行可否 |
◎ |
追加カード | 家族カード/ETCカード |
付帯保険 | – |
国際ブランド | JCB/VISA |
申込条件 | ・18歳以上の方(高校生不可) ・本人に安定した継続的な収入のある方 |
- ENEOSでガソリン代が割引される
- ロードサービス優待やレンタカー優待つき
- 本会員がETC利用していれば家族会員もETCカード発行可能
- 年1回の利用で次年度の年会費無料
- お申し込み当日中にインターネットでの口座設定完了で、入会付きから3ヶ月間、ガソリン・経由が3円/L引き(100Lまで)
ENEOSカード Sは、車の利用頻度が高い方におすすめのカードです。ETCカードは年会費も発行手数料も無料で、家族カードにもそれぞれETCカードを発行できます。
また、ENEOSではガソリンが1Lあたり2円割引になるのがこのカードの最大の魅力です。
家族が給油するときも割引が適用されるのはもちろん、利用額に関わらず一定額が値引きになるため、利用頻度の高い家族も少ない家族も平等に割引が受けられます
ほかにも、ロードサービス優待やレンタカー優待が付帯しているのもこのカードならではのメリットです。旅先でレンタカーを利用しての運転や、高速道路を走行中のトラブル時も心強い味方になってくれます。
apollostation card
ー引用元:apollostation card
年会費 | 本会員:永年無料 家族カード:永年無料 ETCカード:永年無料 |
ポイント還元率 (基本/ETC利用分) |
基本0.5%/ETC0.5% |
貯まるポイント | プラスポイント |
ポイントアップ例 | 海外利用分はポイント2倍(※American Expressのみ) |
ETCカードの発行手数料 | 無料 |
家族カードに対する ETCカード発行可否 |
◎ |
追加カード | 家族カード/ETCカード |
付帯保険 | – |
国際ブランド | JCB/VISA/Mastercard/American Express |
申し込み条件 | 18歳以上の方(高校生不可) |
- 出光・シェルSS系列でガソリンを値引き
- 変動値引きと一律値引きの特典を併用できる
- ロードサービスに優待価格で加入可能
- JCB限定・オンライン入会で500ポイントプレゼント
- ショッピング月間2万円(税込)以上ご利用された方から、毎月抽選でガソリン・軽油代値引きをプレゼント
出光・シェルSS系列のガソリンスタンドでガソリン割引が受けられるカードです。
ETCカードは、個人利用であれば年会費も発行手数料も無料になります。また、家族それぞれにETCカード発行も可能です。
給油の際は1Lあたり2円を割引するのが基本ですが、年会費550円(税込)の有料オプションに加入すると変動割引も同時に適用されます。
カードの利用額が高くなるほど値引き率がアップし、最大で1Lあたり8円もの割引が適用されるため、固定額の値引きと合わせると1Lあたり10円の値引きが可能です。
また、ロードサービス優待もあるため走行中の備えとしても役立ちます。
基本還元率は0.5%と控えめですが、基本還元率を補って余りあるほどガソリンの値引きが強力なためガソリン給油の頻度が高い方、メインカードとしての利用を検討している方におすすめします。
ETCカードによる高速道路料金の割引例
ETCカードは料金所をそのまま通貨できるだけでなく、高速道路料金そのものも現金払いに比べて割引されるのがメリットです。割引率は最低でも30%とかなり大きく、ETCカードを利用するだけで大幅な節約ができます。
なお、これらの割引はおもにNEXCO東日本・中日本・西日本が管轄する高速道路と、宮城県道路公社が管轄する仙台松島道路が対象です。また、東京や大阪など都市部では割引が適用されないこともあります。
割引対象 | 割引率 | 割引例 | |
深夜割引 | 毎日0:00~4:00の通行料金を割引 | 30% | 時間内に料金所の入り口・出口を通過した場合に30%割引 |
休日割引 | 土日・祝日の0:00~24:00まで通行料金を割引 (普通車・軽自動車・二輪車限定) |
30%(地方部区間) | 時間内に料金所の入り口・出口を通過した場合に30%割引 GWやお盆、年末年始:割引不可 |
平日朝夕割引 | 平日の6:00~9:00、17:00~20:00に通行料金を割引 ※ETCマイレージサービス登録者限定 |
30% or 50%(1ヶ月のETC利用額に応じて変動) | 1ヶ月に7回利用の場合:割引区間の最大100kmまで料金を30%割引 1ヶ月に12回利用の場合:割引区間の最大100kmまで料金を50%割引 |
ETCカードを利用する際の注意点
ETCカードを発行する前に、知っておきたい注意点について解説します。
家族のETCカードは利用できない
家族名義のETCカードを挿して高速道路料金所を通過するのは、規約違反になるので注意してください。ETCカードはクレジットカード本体同様、本人名義のものを使用するのが原則です。
家族でETCカードを使用したいときは、まず家族カードを発行し、それぞれの家族カードについてさらにETCカードを追加発行するのがおすすめです。
ただし、楽天カードのように家族会員に対してはETCカードを発行できないカードもあるので、その場合は各自でクレジットカードやETCカードを契約しましょう。
ETCマイレージサービスに登録してから使う
ETCカードを発行したら、必ずやっておきたいのが「ETCマイレージサービス」への登録です。ETCマイレージサービスは、東日本高速道路株式会社や中日本高速道路株式会社など5つの高速道路株式会社が運営しています。
高速道路の利用料金に応じてポイントが付与されたり、平日朝夕割引が利用できたりするのが魅力です。
ETCマイレージサービスに登録した上でETCカードを利用すれば、クレジットカードのポイントとETCマイレージサービスのポイントの二重取りもできます。
しかし、カード会社とはまったく別の会社なので、カード到着後に登録を忘れてしまう人や、そもそも知らないままETCカードを使っている人もいます。
登録や維持・管理などの手数料は一切かからないので、ETCカードを入手したらすぐに登録しておきましょう。
ポイントを引き継いでから古いETCカードを解約する
ETCマイレージサービスにETCカードを登録しており、これから新しいETCカードに切り替える場合は必ずポイントを引き継いでから古いETCカードを解約しましょう。
解約した瞬間に今まで貯めていたポイントはすべて失効してしまうので、ポイントを移行してからカード解約するのがお得です。
また、カードはそのままで車両のみ乗りかえる場合も同様に、車両番号変更手続きをしてから新しいETCカードを利用するようにします。
カードの登録情報が前のままだとポイントが付与されないので、ETCカードや車載器、車両を変更する場合はETCマイレージサービスの情報変更を忘れないようにしてください。
ETCカードについてのQ&A
最後に、ETCカードに関してよくある質問について回答します。
- ETCカードはクレジットカードと別に発行される? ETCカードを新規申し込みすると、クレジットカードとは別にETC専用カードが発行されます。かつてはクレジットカードとの「一体型」が存在しましたが、車上荒らしによりクレジットカードごとETCカードを盗まれたり、買い物後にETCカードを挿入し忘れたりといったリスクから2018年6月に廃止されました。そのため、現在はETCカード単独で発行されるのが原則です。また、クレジットカードに付帯するETCカード以外に、クレジットカード機能のついていない単独でのETCカードとして高速道路会社6社が共同発行する「ETCパーソナルカード」があります。ETCカードのみほしい場合はETCパーソナルカードを申し込みすることもできますが、年会費1,257円(税込)とデポジット(預かり金:最低2万円)が必要です。そのため、クレジットカード付帯のETCカードの方がお得に利用できます。
- レンタカーや家族の車でもETCカードを利用できる? レンタカーや家族の車などの車載器に、自分名義のETCカードを挿して利用するのは問題ありません。ETCカードがマイレージサービスに登録してあれば、別の車の車載器に挿した場合でもポイントが貯まります。もし自身で車を所有しておらず、家族の車を借りて乗ることが多い場合は車載器に自分のETCカードも登録しておきましょう。車載器には1台あたり4枚分までカードを登録できます。なお、レンタカーの場合は登録不可能なため、そのまま挿して利用するだけでポイントが貯まります。
まとめ
クレジットカード付帯のETCカードは、年会費無料・発行手数料も無料で利用できるものが多いです。ETCパーソナルカードは年会費費1,257円(税込)とデポジットがかかるため、できる限りクレジットカードを通じてETCカードを発行しましょう。
ETCカードは自分名義のものを利用するのが原則なので、家族も利用する場合は家族カードや家族分のETCカード発行に対応したクレジットカードを選ぶのも大切です。
ETCカードを発行したらETCマイレージサービスにも登録し、効率よくポイントを貯めていきましょう。