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ネット証券の中でも特に高いシェア率を誇るSBI証券。しかし、口座開設前に利用するメリットや評判・口コミを知りたい人も多いのではないでしょうか。実際の利用者の声の中には
など良い意見も悪い意見も見られます。
そこで本記事では、SBI証券を利用するメリットやデメリット、特徴を徹底解説し、利用者の口コミ・評判も紹介。自身に合うかどうか検討する参考にしてみてください。
- Tポイント・Pontaポイント・dポイントのいずれかを貯めている人
- クレカ積立をしたい人
- 外国株に投資したい人
- 少額から株式投資を始めたい人
- IPO株の取引がしたい人
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Contents
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SBI証券を利用する6つのメリット
出典:SBI証券公式HP
- さまざまなポイントが使える・貯まる
- クレジットカードでの積立が可能
- 取引手数料が安い
- IPO取扱件数が多い
- 外国株のラインナップが充実している
- 1株から株が買える
SBI証券は、インターネットでの取引が可能なネット証券会社です。インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンなどがあれば、店舗に出向くことなく株式や投資信託などの金融商品の買付や売却ができます。
口座開設数は、SBIグループで1,200万口座を超えており、ネット証券のなかでも特に高いシェアを誇ります。
売買手数料 | 投資信託銘柄数 | 米国株式銘柄数 |
---|---|---|
0円〜 | 2577銘柄(2024年3月時点) | 5300銘柄超(2024年3月時点) |
つみたてNISA | クレカ積立還元率 | IPO取扱数 |
222本(2024年3月時点) | 1.0% | 91社(2023年実績) |
ポイントが使える・貯まる
SBI証券では、Tポイント・Pontaポイント・dポイントのなかから好きなポイントを貯められます。ポイントを獲得できる例は次の通りです。
国内株式の購入 | スタンダードプランで国内株式を取引すると、手数料の合計金額の1.1%に相当するポイントが貯まる |
---|---|
国内株式の入庫 | 他の証券会社からSBI証券に国内株式を移管入庫すると、1回につき100ポイントが貯まる |
投資信託の保有 | 投資信託の月間の平均保有金額に応じて0.2〜0.25%のポイントが貯まる |
新規口座開設 | Webサイトから口座を開設し、ポイントサービスを申し込むと100ポイントがもらえる |
※新規口座開設で付与されるポイントについては、TポイントのみSBI証券限定のものとなります。
また、TポイントとPontaポイントは1ポイント=1円として投資信託の買付に利用できます。サービスの対象となるポイントの種類が豊富である点も、SBI証券の魅力といえるでしょう。
クレジットカードでの積立投資が可能
SBI証券では三井住友カードのクレカ積立をすることで、積立額の最大2%のVポイントが貯まります。獲得したVポイントは、1ポイント1円として買い物での利用やクレジットカードの決済への充当などが可能です。
ポイント付与率は三井住友カードの種類によって異なります。たとえば三井住友カード(NL)でクレカ積立をした場合、付与率は0.5%です。三井住友カード ゴールド(NL)の場合は1%、三井住友カード プラチナ VISA/ Mastercardの場合は2.0%となります。
また、SBI証券のクレカ積立は「つみたてNISA」に対応しています。つみたてNISAは、毎月定額の積立投資で得られた利益が非課税となる制度です。本来であれば投資で売却益を得ると20.315%の税金が課せられますが、つみたてNISAの口座であれば、利益が発生しても税金はかかりません。
そのほか、クレカ積立ができる証券会社や相性のいいカードなどを知りたい人は、次の記事も参考にしてみてください。
取引手数料が安い
SBI証券は、国内株式や米国株式などを取引したときの手数料がネット証券会社のなかでも特に安く設定されています。2023年9月30日より、国内株式の売買手数料が0円となりました。
米国株式の取引手数料は、約定代金の0.495%(税込)です。ただし約定代金が2.02ドル以下であれば手数料はかかりません。また、手数料の上限は22ドル(税込)です。
SBI証券の手数料の例は、以下の通りです。
国内株式の 売買手数料 |
国内株式スタンダードプラン:0円 国内株式アクティブプラン:0円 ※ゼロ革命対象者 |
---|---|
外国株式 (米国株式) |
約定代金の0.495%(最低0ドル) |
投資信託 | 申込手数料0円 |
※すべて税込み価格
IPO取扱件数が多い
SBI証券はIPO銘柄の取扱が豊富です。IPOとは、未上場の企業が新しく株式を証券取引所に上場して投資家に取得させることです。
IPO銘柄は将来的な値上がりが期待できますが、投資するためには取扱をしている証券会社に口座を持っており、かつ抽選に当たらなければなりません。
SBI証券では2021年3月通期(2020年4月1日~2021年3月31日)で証券取引所に新しく上場した銘柄のうち、約93.0%を取り扱っています。そのため、SBI証券の口座を持っていればIPO銘柄に投資できる機会が広がります。
外国株のラインナップが充実
SBI証券では、次の通り9カ国の外国株を取り扱っています。
出典:SBI証券
アメリカや中国など世界の主要な国の株式だけでなく、マレーシアやベトナム、インドネシアなど、今後の成長が期待できる国々の株式にも投資できます。
また、米国株の取扱数が5,300銘柄を超えています。銘柄の検索機能やチャートの分析機能がある米国株取引の専用アプリも用意されているため、米国株に投資したいと考えている人はSBI証券の口座を開設するのがおすすめです。
1株から株が買える
国内株式は原則として1単元(=100株)ごとに取引をしますが、SBI証券では「S株」を利用することで1単元未満でも投資が可能です。
たとえば株価が2,000円の企業に投資をする場合、通常は20万円(2,000円×100株)の資金が必要です。それがS株であれば最低2,000円から投資できます。S株で買付や売却ができるのは、東京証券取引所に上場する銘柄です。
SBI証券口座を開設しS株を利用すれば、少額の資金で日本を代表する企業の株式に投資が可能です。
このようにSBI証券は、ポイント投資をしたい人やクレカ積立に興味がある人に向いています。また、取引手数料がスタンダードプランでも55円から、アクティブプランでは0円、少額取引も可能なので資金が多くなくても投資が可能です。
SBI証券を利用する3つのデメリット
SBI証券には、3点のデメリットがあります。
- 米国株と日本株で取引アプリが分かれている
- 対面での相談が困難
- デモ取引ができない
米国株と日本株で取引アプリが分かれている
SBI証券では、スマホアプリを使って取引ができます。しかし、国内株と米国株を取引するアプリが分かれているため、一つの画面で管理したいと考えている人にとっては使いにくいかもしれません。
一方で、国内株と米国株を別々に管理したい人にとっては、アプリが分かれていることでむしろ使いやすいと感じられる可能性があります。
対面での相談が困難
SBI証券は、インターネット証券であるため実店舗を持っていません。そのため、直営店舗を持つ証券会社のように店舗へ訪問し、担当者に対面で投資の相談をするのは困難です。
ただし、対面相談がまったくできないわけではありません。SBI証券には投資相談サービスがあり、SBIマネープラザや提携するIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に、資産運用を相談できます。
SBIマネープラザは、証券や保険、住宅ローンなどの金融商品に関する専門的なアドバイスを受けられるSBIグループの対面窓口です。IFAとは、特定の金融機関に属さず中立的な立場から資産運用のアドバイスをする仲介業者を指します。
デモ取引ができない
デモ取引とは仮想の資金を使った取引シミュレーションのことです。デモ取引で取引をした場合、損失が発生しても自分自身の資産に影響はありません。
初心者にとっては実際の取引やツールの使用感に慣れるためにトレーニングできる便利で安全な環境です。しかし、SBI証券はデモ取引を利用できないため、最初から自身の資産を使って取引をする必要があります。
デモ取引はできませんが取引画面の操作ガイドを参考にして始めてみましょう。
SBI証券の評判・口コミ
実際にSBI証券を利用している人に聞いた、良い意見と悪い意見を紹介します。
SBI証券の良い評判・口コミ
SBI証券は、とにかく手数料が安くて良いという声が見られました。
2023年9月30日以降は、ゼロ革命の対象となると国内株式の売買手数料が0円になるほか、対象とならない場合であっても、1日に何度も取引する人向けの「アクティブプラン」では取引手数料が0円~、1度にまとめて取引する人向けの「スタンダードプラン」では手数料が55円~と、ほかの主要ネット証券と比較しても、SBI証券の取引手数料はトップクラスの安さを誇ります。
さらにSBI証券では、NISAやジュニアNISAの国内株や投資信託(売買)、海外ETF(買)、つみたてNISAの投資信託(売買)の取引手数料が無料です。
SBI証券は、取扱商品数が豊富なことでも高評価を集めています。投資信託や債権などの商品数が多く、売買方法も簡単で入出金スピードも速いため、利便性が高いという声が見られました。
海外株式は9ヵ国取り扱っており、Apple、VISA、LGグループなど世界各国の外国株式をはじめ、海外ETFは448銘柄(2024年3月19日時点)、IPO銘柄の2023年取扱実績は91社にものぼります。
Tポイントが貯まり、使えるのが便利だという声も見られました。SBI証券では、Tポイントを投資信託の買い付けに1ポイント1円分として利用できます。
また、株式の取引手数料や投資信託の保有額など、さまざまな取引やサービスの利用に応じてTポイントが貯まるのも魅力です。
SBI証券の悪い評判・口コミ
SBI証券の悪い口コミでは、メンテナンスが多くて使いにくいといった声が見られました。
メンテナンスの頻度が高いため、取引したいと思うタイミングに取引できずに不満を感じる人もいるようです。
情報コンテンツが少ないことに不満を感じる声も見られました。初心者向けのコンテンツやマーケットレポートなどの取引に関する情報提供量が少ないため、売買に役立つ情報が得られず不満に感じた人もいたようです。
例えば、マネックス証券では自社アナリスト陣がそれぞれのオリジナルレポートを日々更新していたり、プロのトレーダーがメルマガやオリジナルマーケット情報を発信したり、初心者にもわかりやすい各種セミナーを開催したりしています。
また、楽天証券では初心者向けの情報コンテンツが充実しており、「トウシル」というオリジナル投資情報メディアでは、投資や資産運用のプロフェッショナルたちがレポートやコラムを日々発信しています。
さらに楽天証券では「日経テレコン」が利用可能です。日経テレコンは企業情報を閲覧できる有料データベースですが、楽天証券ユーザーは無料で利用できます。
SBI証券では日経テレコンの利用はできず、アナリストによるレポートや初心者向けの情報コンテンツも少ないため、情報量に不満を感じる人もいたようです。
情報量に物足りなさを感じる場合は、手数料が安いSBI証券を取引口座として、情報収集用には別口座を開設するのも1つの手です。
SBI証券がおすすめなのはこんな人
SBI証券の口座開設がおすすめできる人は、次の通りです。
- 外国株に投資したい人
- 少額から株式投資を始めたい人
- IPO株の取引がしたい人
- 25歳未満で国内株式の取引をしたい人
- Tポイント・Pontaポイント・dポイントのいずれかを貯めている人
楽天証券とSBI証券はどちらがおすすめ?
楽天証券は、SBI証券と並ぶ人気の高いネット証券です。楽天証券とSBI証券のどちらで口座を開設すべきか、迷っている人も多いのではないでしょうか。
楽天証券は日頃から楽天市場をはじめとした楽天関連のサービスを利用し、楽天ポイントを貯めたり使ったりする機会が多い人に向いています。また、両方の口座を開設することも可能です。楽天証券とSBI証券の特徴を確認したうえで、口座の開設先を検討するとよいでしょう。
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 低コストで取引が可能
- 高性能なトレーディングツールを利用できる
楽天証券では楽天カードでクレカ積立をすると、決済額に応じて100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されます。また、買い物や楽天カードの利用で貯まった楽天ポイントを使って、国内株式や投資信託などに投資が可能です。
取引手数料は国内・米国ともにSBI証券と変わりません。国内株式においては、ゼロコースが用意されており、売買手数料は0円となります。
さらに楽天証券は、高性能のトレーディングツール「MARKET SPEED II」を利用できます。マーケット情報や銘柄の時価情報など、取引に必要な情報が一画面に集約されているため見やすいでしょう。事前に登録した条件に合致すると自動で注文される「アルゴ注文」をはじめとした、さまざまな注文機能も搭載されています。
楽天証券の詳細な特徴やメリット・デメリット、評判・口コミは次の記事でも確認できます。
関連記事:楽天証券の評判・口コミとは?メリット・デメリットとおすすめな人も徹底解説!
SBI証券の積立NISAを利用する際のメリット
SBI証券の積立NISA口座を検討している方も多いでしょう。ここではSBI証券の積立NISAを利用する際の3つメリットを紹介します。
クレジットカードでの投資が可能
SBI証券の積立NISAでは、三井住友カードが発行するクレジットカードでのクレカ積立が可能です。クレジットカードで積立投資をすると入金の手間が省けるうえに、うっかり買付漏れすることがなくなります。
また、決済額に応じてクレジットカードのポイントが貯まるのも嬉しいポイント。SBI証券では、三井住友カードでクレカ積立設定すると最大で積立金額の5.0%のVポイントが貯まります。毎月1万円積み立てると1年間で最大6,000ポイントもらえてお得です。
100円から投資が可能
SBI証券の積立NISAは、毎月100円から5万円までの金額を設定できます。最低100円以上1円単位で積立金額を設定できるので、知識がなくて不安な投資初心者や、少額から始めて見たい人、自分の資金計画があるという人にぴったりです。
ポイントを使って投資ができる
SBI証券の口座を使った株式の取引手数料や投資信託の保有額に応じて貯まったポイントは、投資信託の買付に使用できます。現金を使うことなく手軽に投資ができるうえ、投資ででた利益は現金で受け取ることができるのです。貯まったポイントを有効活用したいと考えている人にとって嬉しいメリットでしょう。
SBI証券の口座を開設する方法
SBI証券の口座を開設する手順は、次の通りです。
ここで紹介するのは、インターネットで口座を開設する手順です。郵送で口座を開設する場合は手順が異なるため、詳しくはSBI証券の公式ホームページで確認してください。
1.口座申し込み
SBI証券のホームページにある口座開設ページにアクセスし、メールアドレスを登録します。入力したメールアドレス宛に送られた「認証コード」を口座開設ページに入力し、氏名・住所などの情報を入力しましょう。
次に各種規約等を確認し、口座の開設方法について「ネットで口座開設」を選択すると、ユーザーネームとログインパスワードが発行されます。ユーザーネームとログインパスワードは、以後の手順で必要となるため必ず保存しておきましょう。
2.本人確認書類の提出
口座開設状況からログインして本人確認書類を提出します。スマートフォンを持っており、その場で書類を撮影して提出できる人は「マイナンバーカード」または「マイナンバー通知カード+運転免許証」のどちらかを準備しましょう。
スマートフォンで本人確認書類を撮影して提出すると、最短翌営業日から取引できます。
過去に撮影した画像を提出したい人は「マイナンバーカード+本人確認書類」または「マイナンバー通知カード+本人確認書類」いずれかの画像データを準備します。
本人確認書類は、次のいずれか一種類です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 日本国パスポート
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
3.初期設定
本人確認書類の提出が完了したら「連絡先や職業、勤務先(または経営会社)、世帯の情報」などを登録して初期設定をします。
また、振込先の金融機関口座や国内株式の手数料プランなども、初期設定時に登録します。
4.口座開設完了通知の受け取り
SBI証券による提出書類の審査が完了したら、メールで「口座開設完了通知」が届きます。
メールに添付された取引パスワード設定ページにアクセスし、任意の取引パスワードを設定すると取引が開始できます。
未成年でも口座開設が可能
SBI証券は未成年者でも口座開設ができ、お子さまのお金の管理や資産形成などに活用できます。ただし未成年者が口座を開設するには、親権者(または後見人)がSBI証券の口座を開設していなければなりません。
ジュニアNISAを利用して、国内株式はもちろん、外国株式やIPO銘柄の取引もできます。また、ジュニアNISAを活用すると家族のNISA非課税枠が増やせるというメリットも。贈与税の基礎控除額(110万円)の範囲内であれば、非課税で資金の移動もできます。
SBI証券で口座開設する際の注意点
SBI証券は対面での相談が難しく、デモ取引で練習ができないといったデメリットがあるので、投資初心者が失敗してしまう可能性がある点に注意が必要です。いきなり大金を投資したり予算を考えず投資したりといった、リスクの高い使い方をしないよう、自分に合った投資やSBI証券のサービスについて詳しく調べておきましょう。
またアプリやツールの使いやすさを重視する人は、自分に合っているかどうか見極めることも大切です。SBI証券のアプリは種類が多いため、なるべく少ないアプリ・ツールで管理したい人には向いていない場合があります。
ほかに、口コミで「アプリのメンテナンスが多い点がデメリットに感じた」という声が多くみられたため、メンテナンス中にできないことや、メンテナンス日程のチェック方法などについても確認しておくことをおすすめします。
まとめ
SBI証券は、取引手数料が安いことが魅力です。また、S株を利用すると単元未満株に投資ができます。取引のコストを抑えたい人や少額から手軽に取引を始めたい人は、SBI証券の口座を開設するのがおすすめです。
IPO銘柄や外国株式の取扱が充実しているのもSBI証券の魅力です。SBI証券の口座があると、証券取引所に新規上場する国内企業やアメリカ、中国、インドネシアなどさまざまな国の株式を取引できます。
さらにSBI証券では、Tポイント・Pontaポイント・dポイント・Vポイントとさまざまなポイントを貯められます。
サービスに対応しているポイントのなかで、使ったり貯めたりする機会が多いポイントがある人は、SBI証券の口座を開設するとよいでしょう。