つみたてNISAはSBI証券と楽天証券のどちらで始める?選び方を解説

「SBI証券と楽天証券のどちらでつみたてNISAの口座を開設したら良いのだろうか」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

つみたてNISAの口座は、1人につき1口座しか開設できません。また、金融機関を変更できるのは1年に1回であるため、楽天証券とSBI証券それぞれの特徴をよく理解したうえで口座の開設先を選ぶことが大切です。

本記事では、つみたてNISAにおける楽天証券とSBI証券の特徴をわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • SBI証券の方が貯まるポイントの種類が豊富
  • 楽天証券では獲得ポイントアップ
  • 口座の使い心地を試してから乗り換えもOK

つみたてNISAにおけるSBI証券と楽天証券との違いを比較

大きく違うポイント
  • SBI証券の方が対象ポイントの種類が多い
  • SBI証券は毎週積立も可能
  • 楽天ユーザーなら楽天証券の方がポイントが貯まる

つみたてNISAの口座開設先を選ぶときは、以下4点に絞って比較すると良いでしょう。

つみたてNISA口座の比較項目
  • 貯まる・使えるポイント
  • 取り扱い商品の種類・本数
  • 積立の頻度
  • 使いやすさ

比較項目 SBI証券 楽天証券
貯まる・使えるポイント Tポイント/Pontaポイント/dポイント/Vポイント 楽天ポイント
つみたてNISA対象本数 188本 187本
積立の頻度 毎月・毎週・毎日 毎月・毎日
スマホアプリ対応 ×

貯まる・使えるポイント

ポイント還元率 対応ポイント ポイント獲得 ポイント投資 クレカ積立
SBI証券 いずれも0.1〜0.25% Tポイント/Pontaポイント/dポイント/Vポイント dポイント以外可能 Vポイントのみ
※2.0%還元
楽天証券 0.2%
※残高により最大500ポイント別途付与
楽天ポイント
※最大1.0%還元

金融機関によっては、日頃の買い物やレジャーで貯めたポイントでつみたてNISAの商品の購入が可能です。また、購入金額に応じたポイントを付与してもらえることもあります。

SBI証券では、TポイントやPontaポイント、dポイント、Vポイントいずれかのポイントを貯めたり使ったりできます貯まるポイントは、投資信託の月間平均保有金額に応じて最大0.25%です。また、三井住友カードでクレカ積立をすると、決済額の2%のVポイントが貯まります。ポイントでの商品の購入はTポイント・Pontaポイント、Vポイントのみとなります。

楽天証券では、楽天カードで決済をすると100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります貯まった楽天ポイントは、1ポイント=1円として商品の購入に充てることも可能です。

取り扱い商品の本数・種類

比較項目 SBI証券 楽天証券
対応銘柄数 188本 187本
インデックスファンド 163本 122本
アクティブファンド 25本 65本
国内株式 39本 40本
独自の銘柄例 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
SBI-SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
Smart-i Select 全世界株式インデックス
Smart-i Select 全世界株式インデックス(除く日本)
楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド

※以下は「らくらく投資」専用
楽天・資産づくりファンド(のんびりコース)
楽天・資産づくりファンド(じっくりコース)
楽天・資産づくりファンド(なかなかコース)
楽天・資産づくりファンド(しっかりコース)
楽天・資産づくりファンド(がっちりコース)

※2023年3月時点における楽天証券とSBI証券の取り扱い銘柄

取り扱い商品数はわずかにSBI証券のほうが多いものの、大きな差はありません。どちらでつみたてNISAの口座を開設しても、豊富な選択肢の中から投資する商品を選べます。

また、投資信託の種類や投資対象なども主要なものはひと通り揃っていますインデックスファンドならSBI証券、アクティブファンドを探しているなら楽天証券の方が選択肢が豊富です。

日経平均株価やNYダウ、S&P500などの株価指数と値動きが連動するように運用される「インデックスファンド」と、指数を上回る運用成績を目指す「アクティブファンド」があります。

積立の頻度

SBI証券 毎月・毎週・毎日
楽天証券 毎月・毎日

つみたてNISAの口座を開設したあとは、投資する銘柄や購入金額、商品を購入する頻度などを設定して積み立てていきます。商品を購入する頻度は「毎月」が一般的ですが、金融機関によっては「毎週」や「毎日」も選択が可能です。

楽天証券とSBI証券は、商品を買い付けるタイミングを毎日に設定できます。また、SBI証券では毎週決まった日に商品を買い付けることも可能です。

使いやすさ

スマホアプリの有無

比較項目 SBI証券 楽天証券
アプリのつみたてNISA対応状況 ◎(かんたん積立アプリ) ×(ブラウザで開く必要あり)
代表的なスマホアプリ ・かんたん積立アプリ
・SBI証券 株 アプリ
・SBI証券 米国株 アプリ
・SBI証券 FXアプリ
・取引所CFD アプリ -くりっく株365
・My資産
・iSPEED(アイスピード)
・iSPEED for iPad
・iSPEED FX
・iSPEED 先物OP
スピード注文
アラート機能
チャート・テクニカル分析
つみたてNISAに関する機能 ・残高や損益推移の確認
・つみたて期日や金額の確認
・つみたて設定変更
・クレジットカード登録

楽天証券には、専用のスマホアプリがありませんそのためブラウザアプリから楽天証券のスマートフォンサイトにアクセスする必要があります。スマホ専用サイトには「らくらく投資」という機能があり、9個の質問に答えるだけでおすすめの商品を提案してくれます。

SBI証券では、投資信託の積立投資に特化したアプリである「かんたん積立アプリ」の利用が可能ですかんたん積立アプリでは、保有している商品の残高推移や、発生した利益がわかりやすく表示されるため、投資の初心者も状況を確認しやすいでしょう。

かんたん積立アプリの特徴
  • クレカ積立が可能
  • ホーム画面で損益や残高推移を確認できる
  • ファンド選びをサポートする機能付き

商品選びに必要なマーケット情報や金融に関するニュースについては、楽天証券とSBI証券どちらでもひと通り入手できます。

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SBI証券と楽天証券のつみたてNISAがおすすめな人

ここでは、楽天証券とSBI証券の特徴をもとに、それぞれの金融機関がおすすめの人について解説します。

アンケート概要

【調査概要】外部Webアンケート調査および、当社の独自調査
【調査の対象】ネット証券を使ったことがある人
【対象者数】200名【調査期間】2022年8月15日~2022年8月17日
>>掲載情報の根拠・アンケート調査概要

SBI証券がおすすめの人

SBI証券がおすすめの人
  • TポイントやPontaポイント、dポイントを貯めている人
  • 毎週積立を選択したい人
  • スマートフォンからつみたてNISAの取引をしたい人

SBI証券のつみたてNISAでは、TポイントやPontaポイント、dポイントといった豊富な種類のポイントを獲得できます対象となるポイントのなかで日頃からよく利用するものがあるのなら、SBI証券のつみたてNISAを選ぶと良いでしょう。

例えば、ファミリーマートやTSUTAYAを利用する機会が多くTポイントを貯めている人は、SBI証券でつみたてNISAがおすすめです。

毎週決まった日に決まった金額の商品を購入する「毎週積立」を選択したい人も、SBI証券のつみたてNISAを選ぶと良いでしょうまた、 スマートフォンでつみたてNISAの取引をする人は、専用のスマホアプリがあるSBI証券で口座を開設するのがおすすめです。

注意
クレカ積立は、2022年9月時点で三井住友カードのみ対応しており、獲得できるのもVポイントに限られます。TポイントやPontaポイント、dポイントが貯まるクレジットカードでは積立ができません。

SBI証券の基本情報

つみたてNISAの取扱本数 クレカ積立の還元率 少額積立
188本 1.0%
売買手数料 国内株式銘柄数 米国株式銘柄数
55円〜 3158 5865

SBI証券の口コミ・評判

  • 30代 会社員
    アプリで銘柄ごとの利益がすぐに見れます。数字やグラフが大きいのでわかりやすい。
  • 40代 会社員
    つみたてNISAの商品のラインナップが豊富で100円から積み立てできるのが良いです。
  • 20代 会社員
    つい買いやすい点と、いろいろな国の様式に投資できるのが良いと思いました。
  • もっと詳しく知りたい人は、「詳細」から楽天証券の記事を参考にしてみてください。

    楽天証券がおすすめの人

    楽天証券

    楽天証券がおすすめの人
    • 普段楽天カードで決済をする機会が多い人
    • 楽天市場でよく買い物をする人
    • 主にパソコンで取引をする人

    商品の購入やサービスの利用を楽天カードで決済すると100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されます日常生活で貯まった楽天ポイントを活用することで、手元に現金を残しつつ積立投資が可能です。

    また、楽天ポイントを使って積立投資をする場合、所定の要件を満たすと楽天市場で買い物をしたときに獲得できるポイントが+0.5倍となります。

    日頃から楽天市場でお買い物をしたり、楽天モバイルや楽天トラベルなどのサービスをよく利用したりする人は、楽天証券でつみたてNISAを始めるのがおすすめです。

    注意
    つみたてNISAを含む積立投資に充てられる楽天ポイントは、基本的に通常ポイントのみ。SPUプログラムで獲得した期間限定ポイントは、商品の購入に利用できません。

    楽天証券の基本情報

    つみたてNISAの取扱本数 クレカ積立の還元率 少額積立
    187本 0.2%/1.0%※
    売買手数料 国内株式銘柄数 米国株式銘柄数
    55円〜 3937 4702

    ※手数料が0.4%以上のファンドは還元率が1%、手数料が0.4%未満のファンドは還元率が0.2%

    楽天証券の口コミ・評判

  • 20代会社員
    楽天カードで毎月決済できるので、楽天ポイントも貯まり非常に便利です。
  • 40代会社員
    操作性も良くて使いやすく、ほかの楽天サービスも連携できる点も魅力です。
  • 40代 主婦
    毎月少額で積立できるので負担もなくゆっくり貯蓄という感じでやってます。
  • もっと詳しく知りたい人は、「詳細」から楽天銀行の記事も参考にしてみてください。

    SBI証券と楽天証券両方の口座開設もおすすめ

    証券会社の口座は、銀行口座と同じように複数開設して使い分けることもできるため、迷ったら両方開設してしまうのも1つの手です。

    両口座を開設するメリット

    両口座を開設した場合、おもなメリットは次の通りです。

    • それぞれの証券会社でしか扱っていない商品を購入できる
    • IPO株の抽選確率が実質上がる
    • それぞれのクレジットカードで積立できポイントが貯まる
    • 片方がメンテナンス・障害時ももう片方で取引できる

    SBI証券と楽天証券では取り扱う商品が異なるため、目当ての商品が片方になくても、もう片方で取引できる可能性が高くなります。また、IPOに挑戦するなら両方の口座で申し込めば当選確率が実質2倍です。三井住友カードと楽天カードを両方所持しているなら使い分けも可能。もしなんらかのトラブルが発生した場合も、もう片方の口座で取引できるので機を逃しません。

    両口座の使い分け方法

    両方の口座を開設すると、メインとサブが曖昧になったり、管理が大変になったりするためあらかじめ用途を決めて取引するとわかりやすいです。

    両口座の使い分け方法
    • 外国株での投資はSBI証券で行う
    • 100万円以上での取引はSBI証券
    • 楽天証券ではポイント投資を行う

    SBI証券であれば韓国株をはじめ外国株が豊富なので、外国株の取引に使うと楽天証券よりも効率よく投資できるでしょう。また、各種手数料もSBI証券の方が安い傾向にあるため、特に100万円以上の取引ではSBI証券の方が利益を得やすくなります。

    また、ポイント投資ならSBI証券より楽天証券の方がポイント獲得機会が多く使いやすいです。楽天証券はツールやアプリでも定評があるため、情報収集やとっさの取引にも向いています。

    以下の記事ではそのほかの証券会社も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    関連記事:【2023年最新】おすすめのネット証券会社12選!投資家200人が選んだランキング

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    SBI証券と楽天証券のつみたてNISA以外の違い

    SBI証券と楽天証券のどちらにするか悩んでいる場合、他の項目の違いで選ぶのも手です。SBI証券と楽天証券のつみたてNISA以外の違いについて見てみましょう。

    一般NISA

    SBI証券 楽天証券
    外国株 9ヶ国 6ヶ国
    IPO ×

    SBI証券と楽天証券いずれも一般NISAに対応しています。両者とも取扱商品が豊富で手数料も安いので、どちらを選んでも大きく損はしにくいです。ただし、SBI証券は外国株が9ヶ国に対応しているのに対し楽天証券は6ヶ国のみ。また、楽天証券はIPO株の取引はNISA口座内でできません

    そのため、外国株(特に韓国株)やIPO株に興味があるならSBI証券をおすすめします。

    iDeCo

    iDeCoはSBI証券がおすすめです。SBI証券はiDeCoに対応する本数が多く、セレクトプラン37本、オリジナルプラン63本ものラインナップを揃えています。一方、楽天証券は31本のみです。ただし、口座開設費用や口座管理手数料はどちらの証券会社も無料なので、銘柄にこだわらなければどちらで運用しても問題ありません

    クレカ積立

    クレカ積立はSBI証券の方が対応クレジットカードが豊富です。ただし、三井住友カード以外は仲介口座経由での扱いになっており、貯まるポイントもそれぞれのカードごとのものが適用されます。Vポイントを貯めたいなら三井住友カード一択です。

    SBI証券 ・三井住友カード
    ・タカシマヤカード
    ・東急カード
    ・大丸松坂屋カード
    ・USCカード
    ・新生アプラスカード
    楽天証券 楽天カード

    カードでの最低積立金額はどちらの証券会社も100円です。純粋にお手持ちのクレジットカードに合わせて選ぶのがよいでしょう。

    IPO

    SBI証券 楽天証券
    実績 89 65
    主幹事回数 12

    IPO株の取引についてはSBI証券に分があります。2022年の実績はSBI証券89社、楽天証券が65社とややSBI証券が多め。また、特筆すべき点としてSBI証券は主幹事になったのが12社もあります。一方、楽天は過去をさかのぼっても主幹事になったことがほとんどないため、IPO株の配分が少なく当選しにくいです。

    SBI証券と異なり、抽選は100%完全平等のため初心者に優しい仕組みになっていますが、IPO株目当てであればSBI証券を優先的に口座開設しましょう。

    単元未満株

    単元未満株もSBI証券がおすすめです。SBI証券なら買付手数料無料で単元未満株を購入でき、NISAにも対応しているので重宝するでしょう。

    一方、楽天証券は単元未満株のサービス自体がありません。ただし、2023年春を目処に単元未満株の新サービス「かぶミニ」がサービス開始する予定のため、これを見越して口座開設する手もあります。

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    つみたてNISAの始め方

    つみたてNISAはだれでも簡単に始められます。手順をわかりやすく解説します。

    1.つみたてNISA口座を開設する証券会社を選ぶ

    まずは、つみたてNISAに対応する証券会社から好みのものを選びましょう。投資したい商品があるかどうか事前に確認しておきます。クレカ積立にすればポイントが貯まるので、お手持ちのクレジットカードに対応する証券会社を選ぶのも手です。

    2.証券会社に口座開設する

    つみたてNISA口座は証券会社に単独では開設できず、通常の口座と併設する必要があります。もしまだ証券会社に口座を開設していなければ、新規口座開設を申し込みしましょう。

    口座開設の際、ほとんどの証券会社は一緒につみたてNISA口座も開設するかどうかを選択できます。ここで一緒につみたてNISA口座を開設すれば、申し込みが一度で済むので簡単です。

    また、すでに証券会社に口座を開設している場合は、口座の管理ページやマイページなどからつみたてNISA口座の申請ができます。

    3.税務署による審査・確認

    つみたてNISAは1人1口座までしか開設できません。また、一般NISAと両方同時に所持できないため、開設申し込みを行うと証券会社経由で税務署が審査を行います。税務署により他の口座がないと確認されると、つみたてNISA口座が開設可能になります

    なお、つみたてNISAの口座を他証券会社から変更・乗り換えする場合は、いったん以前のつみたてNISA口座を保有する証券会社に勘定廃止通知書を申請する必要があるので注意してください。年1回までなら変更可能です。

    4.取引開始

    つみたてNISAの口座が開設されたら、各証券会社の取引ページから好みの投資信託を買付して積立していきます。

    積立金額と毎日・毎月などの購入頻度を設定すれば、あとは自動で買付してくれるので、放置するだけで勝手に資産が形成されていくでしょう。ただし、数ヶ月~1年に1回程度は念のため口座の資産状況を確認するのがおすすめです。

    つみたてNISAに関するよくある質問

    ここでは、つみたてNISAの口座開設先を選ぶときのよくある質問に答えていきます。

    楽天証券とSBI証券の両方でつみたてNISA口座を開設できる?

    つみたてNISAの口座は、1人につき1つの金融機関でしか開設できません。そのため、楽天証券とSBI証券のどちらかを選択する必要があります。

    つみたてNISAを始める前に次の記事で口座開設の仕方や商品の選び方、つみたてNISAの仕組みなどをチェックしましょう。

    乗り換えはできる?

    つみたてNISAの口座は、1年ごとであれば変更が可能です。変更する場合は、変更したい年の9月末までに金融機関での手続きを終える必要がありますただし、1月1日以降にNISA口座で買付をしていると、最短でも翌年分からの変更となります。

    そのため口座の開設先は、楽天証券とSBI証券の特徴をよく確認したうえで慎重に選ぶことが大切です。

    楽天証券とSBI証券以外にもつみたてNISAにおすすめな金融機関はあります。次の記事も参考にして、自分に合いそうな証券会社を探してみてください。

    関連記事:つみたてNISAの口座開設におすすめの金融機関とは?選び方や特徴を解説

    つみたてNISAと一般NISAの口座は同時に開設できる?

    運用益が非課税となるNISAには、つみたてNISAのほかにも「一般NISA」と「ジュニアNISA」があります。このうち、つみたてNISAと一般NISAはどちらか一方しか開設できませんまた、口座の切り替えも1年に1度となります。

    つみたてNISAと一般NISAは、以下の通り投資対象となる商品や非課税投資枠、非課税期間などが異なります。違いをよく理解したうえで、ご自身にあっている方を選択しましょう。

    つみたてNISA 一般NISA
    投資対象 投資信託
    ETF(上場投資信託)
    株式
    投資信託
    ETF(上場投資信託)
    ETN(上場投資証券)
    REIT(不動産投資信託)
    非課税投資枠 年間40万円 年間120万円
    非課税期間 20年 5年
    投資方法 積立 積立・通常買い付け
    (自分で購入/売却)
    ロールオーバー 不可

    ※NISAは2024年に「新しいNISA」へ移行します
    ※ロールオーバー:非課税期間終了後に新たなNISA口座に移すこと

    もっと一般NISAとつみたてNISAの違いを知りたい人は次の記事も参考にしてみてください。

    関連記事:一般NISAとつみたてNISAの違いとは?それぞれのおすすめポイントを解説

    つみたてNISAの売買手数料は?

    つみたてNISAの売買手数料は無料です。つみたてNISAで取り扱う商品はすべてノーロード(購入時・売却時の手数料が無料)と政府によって決められているため、どの証券会社でどの商品を購入したとしても売買手数料は一切かかりません

    つみたてNISAの最低積立金額は?

    つみたてNISAの最低積立金額は証券会社によって異なり、100~10,000円です。楽天証券とSBI証券であれば、どちらも100円からの積立に対応しています。ただし、つみたてNISAは複利効果で大きく資産を伸ばせる可能性がある仕組みなので、可能な限り多くの額を積立していくことをおすすめします。

    まとめ

    楽天証券とSBI証券のどちらも、つみたてNISAの対象となっている商品を豊富に取り扱っています。また「100円から積立を始められる」「積立の頻度について毎月と毎日を選択できる」といった点も共通しています。

    楽天証券は、楽天ポイントの獲得・利用が可能です。それに対して、SBI証券はTポイントやPontaポイント、dポイントなどに幅広く対応しています。また楽天証券は、スマートフォンのブラウザアプリから専用ページにアクセスして取引をしますが、SBI証券は専用のスマホアプリで取引が可能です。

    日常生活で利用するポイントの種類や取引に用いるツールなどを考えて、口座を開設する証券会社を選びましょう。

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