※本ページはアフィリエイト広告プログラムによる収益が発生しています
ゴールドカードを保有しようか迷っている人の中には、具体的にどのようなメリットがあるのか、どんなゴールドカードがよいのかわからず申し込みに踏み切れない人も多いのではないでしょうか。ゴールドカードは一般カードよりも使い勝手が良く、ポイントも効率良く貯められます。
そこでこの記事では、ゴールドカードならではのメリットやデメリット、おすすめのゴールドカードについてわかりやすく解説します。自分に合いそうなゴールドカードを探してみてください。
Contents
HP:https://fp-right.com/
ゴールドカードはメリットがない?ゴールドカードの必要性
一般カードよりも年会費が高く、買い物などの決済をするだけならゴールドカードの必要性を感じないという人も少なくありません。
しかし、ゴールドカードは決済機能だけではなく、所有しているだけで一般カードよりも充実した特典やサービスを受けることができます。
すべての人がそのサービスや特典を魅力的に感じるわけではありませんが、ライフスタイルに合うゴールドカードを見つけられると、利用頻度が増えより快適な生活をサポートしてくれます。
ゴールドカードとは
ゴールドカードは、一般カードもしくはスタンダードカードと呼ばれるカードのワンランク上のカードです。空港ラウンジの利用サービスや付帯保険の内容が増え、プライベートシーンだけではなくビジネスでも使い勝手が良くなります。
通常一般カードは年会費が無料だったり低い金額に設定されていますが、ゴールドカードは年会費が高くなるものがほとんどです。
以前はゴールドカードを持つことはハードルが高く、格式も高いカードでしたが、最近では一定の条件を満たすと持つことができるカードになりました。
ゴールドカードがおすすめな人
- 社会的信用を表現したい人
- 効率よくポイントを貯めたい人
- 旅行の頻度が多い人
ゴールドカードを所有するためには、一般カードよりも申し込みの条件や審査基準が厳しいのでステータスの高いカードとして知られています。そのため、ゴールドカードを持っていると社会的な信用がある人とみなされるので、社会的信用を目に見えるかたちで表現したい人におすすめです。
また、一般カードと比較してポイント還元率が高いので、ショッピングや固定費の支払いで効率よくポイントを貯めたい人にもおすすめのカードです。
多くのゴールドカードは旅行中に起きるトラブルの補償も付帯されています。プライベートやビジネスで多く旅行をする人は、万が一に備えてゴールドカードが一枚あると安心です。
ゴールドカードの6つのメリット
ゴールドカードは空港ラウンジが無料で利用できたり、独自の優待サービスが受けられるなどのさまざまなメリットがあります。
- 利用限度額が高い
- 実質還元率が高くなることも
- 優待サービスが受けられる
- 補償内容が充実している
- 空港ラウンジが利用できる
- 上位カードへのインビテーションがある
利用限度額が高い
ゴールドカードは一般カードに比べて利用限度額が高くなります。一般カードの限度額は50~100万円が目安です。一方、ゴールドカードは200万円程度、中には300万円まで利用可能なカードもあります。
【比較】ゴールドカードと一般カードの利用限度額
カード名 | 一般カードの利用限度額 | ゴールドカードの利用限度額 | 公式サイト |
---|---|---|---|
楽天カード | 100万円 | ゴールド:200万円 プレミアム:300万円 |
|
三井住友カード(NL) | 100万円 | 200万円 | |
JCBカード | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 | |
アメリカン・エキスプレス・カード | 個人の状況に合わせて決定 | 個人の状況に合わせて決定 | |
dカード | 100万円 | 300万円 | |
au PAYカード | 100万円 | 300万円 | |
エポスカード | 100万円 | 300万円 |
ゴールドカードは一般カードよりも信用度が高い人に発行されるので、審査を通過すると利用限度額が引き上げられます。
ほとんどのゴールドカードは300万円まで利用限度額が上がりますが、アメリカン・エクスプレス・カードは個人の状況によって利用限度額の設定が変わります。
利用限度額が高くなることで、数十万円するような買い物もしやすくなります。ブランドものやジュエリー、車など一般カードでは購入しにくいものも購入できるのはゴールドカードならではのメリットです。
ポイント還元率が高くなる
ゴールドカードにランクアップすることで、実質還元率がアップすることもあります。基本還元率自体はゴールドカードでも0.5~1.0%程度のことが多く、一般カードとほぼ変わりません。
しかし、一般カードに比べて「提携店でポイント倍率アップ」「マイルの獲得・交換レートアップ」「本来有料のポイントアッププログラムに無料で加入できる」といった付帯特典が増える傾向にあります。そのため、還元率自体は変わらなくても、結果としてポイントが貯まりやすくなるのが特徴です。
例として、おもなクレジットカードにおけるランクごとのポイント還元の違いを見てみましょう。
【比較】ゴールドカードと一般カードのポイント還元率
カード名 | ランク | 基本還元率 | ランクアップによる追加還元 |
---|---|---|---|
楽天カード | 一般 | 1.0% | – |
楽天プレミアムカード | 実質ゴールド | 1.0% | 楽天市場でのポイントがさらに+2倍(合計4倍) 誕生月は楽天市場・楽天ブックスでポイント+1倍 |
エポスカード | 一般 | 0.5% | – |
エポスゴールドカード | ゴールド | 0.5% | 3ショップまでポイント+3倍 マルイ通販・マルイモディでのポイントが1pt→2pt 年間100万円以上の利用で10,000pt付与 |
三井住友カード(NL) | 一般 | 0.5% | – |
三井住友カード ゴールド(NL) | ゴールド | 0.5% | 一般と同等 |
アメリカン・エキスプレス・カード | 一般 | 0.5~1.0%(200円=1ポイントとして換算される加盟店もあり) | – |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | ゴールド | 0.5~1.0%(200円=1ポイントとして換算される加盟店もあり) | 一般と同等 |
表からわかる通り、どのようなときにポイントアップするかはカードによって異なります。ゴールドカードであれば無条件でポイントが貯まりやすいわけではないので、よく使う店舗でポイントアップするかどうかが選ぶ基準の1つとなります。
たとえば、楽天プレミアムカードは、楽天市場での買い物で付与されるポイントが通常カードの2倍になり、誕生月はさらにポイントがプラス1倍されるので、普段から楽天市場を利用する人はプレミアムカードにすることで効率よくポイントを貯めることができます。
優待サービスや特典が充実している
ゴールドカードの多くは一般カードに比べて、飲食や旅行・出張などに関係した優待サービスが充実しています。また、一般カードにすでになんらかの優待サービスがついている場合、ランクアップによって優待内容が追加・強化されます。
空港ラウンジが利用できる
ゴールドカードの代表的な特典といえば空港ラウンジの利用権です。空港ラウンジの利用権は一般カードでは滅多に付帯していませんが、ゴールドカードになるとほとんどのカードに付帯します。いくつかのクレジットカードにおいて、空港ラウンジに関連するサービスをまとめたのが次の表です。
カード名 | カードランク | 空港ラウンジに関するサービス |
---|---|---|
楽天プレミアムカード | 実質ゴールド | ・「プライオリティ・パス」の年会費無料 ・国内主要空港+海外2空港のラウンジ利用可能 |
JCBゴールド | ゴールド | ・国内主要空港+ハワイ ホノルルの国際空港内のラウンジ無料 ・世界1,100ヵ所以上空港ラウンジ優待「ラウンジ・キー」 |
CLUB-Aゴールドカード | ゴールド | 提携カード会社の会員専用ラウンジ(国際ブランドによって異なる)利用可能 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | ゴールド | ・「プライオリティ・パス」の年会費無料+年間2回まで利用無料 |
※一部閉鎖、臨時休業中のラウンジあり
ゴールドカードでは、国内を中心に30程度の指定空港でラウンジを利用できることが多いです。
なお、アメックスカードや楽天プレミアムカードなど一部のクレジットカードでは、世界148ヶ国、1,300ヶ所以上の空港が利用できる「プライオリティ・パス」の年会費無料という、本来ならプラチナカード級の豪華な特典が付帯しています。
旅行や出張の際、空港ラウンジがあると混雑時でもゆったりと過ごせるでしょう。また、海外で治安が不安な場合も、空港ラウンジ内なら安全にフライトまで待機できます。
レストランやホテルの割引特典がもらえる
高級レストランやホテルでの優待が充実している点も特徴です。
たとえば年会費1万円のゴールドカードで「対象のレストランやホテルでの料金10%割引」の優待サービスが受けられるとすれば、年間10万円分の飲食・宿泊をすると年会費のもとがとれる計算になります。
普段の買い物に利用して0.5~1.0%程度のポイント還元を受けるよりもずっとお得です。
【比較】ゴールドカードと一般カードの特典
カード名 | 一般カードの付帯サービス | ゴールドカードで追加されるおもな付帯サービス |
---|---|---|
楽天カード 楽天プレミアムカード |
・楽天市場でポイント最大3倍 ・楽天カードハワイラウンジ(2店舗)利用可能 ・海外旅行傷害保険(最高2,000万円) |
・楽天市場でポイント最大5倍 ・国内主要空港+海外2空港のラウンジ利用可能 ・国内/海外旅行傷害保険(最高5,000万円) ・「プライオリティ・パス」無料登録 など |
三井住友カード(NL) 三井住友カード ゴールド(NL) |
・海外旅行傷害保険(最高2,000万円※利用付帯) ・ポイントUPモール利用でポイントが+0.5~9.5% ※2023年1月現在 ※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。 |
・お買物安心保険(年間300万円) ・国内/海外旅行傷害保険(最高2,000万円※利用付帯) ・年間100万円のご利用で10,000ポイントプレゼント(継続特典) |
アメリカン・エキスプレス・カード アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
・手荷物無料宅配サービス ・国内外29空港の空港ラウンジ無料 ・「プライオリティ・パス」年会費無料 ・国内/海外旅行傷害保険(最高5,000万円) ・海外での日本語サポート「グローバル・ホットライン」 ・海外用レンタル携帯電話優待 ・返品補償「リターン・プロテクション」 ・破損/盗難補償「ショッピング・プロテクション」 など |
・スマホの損害補償「スマートフォン・プロテクション」 ・国内外約200店舗のレストランでコース代金1名無料 ・家族カード1枚目年会費無料 ・継続でホテルやスターバックスのクーポンプレゼント ・海外旅行傷害保険(最高1億円) など |
JCBカード JCBゴールド |
・提携店で最大ポイント10倍 ・国内/海外旅行傷害保険(最高3,000万円) ・ショッピングガード保険(海外/年間100万円) |
・国内/海外旅行傷害保険(最高1億円) ・空港内のラウンジ利用権「ラウンジ・キー」 ・JCBスターメンバーズのポイント倍率60%アップ ・国内・海外航空機遅延保険 ・ショッピングガード保険(海外/国内・年間500万円) など |
dカード | ショッピング保険 ・dカードトラベルデスク ・海外旅行保険(29歳以下のみ)/最大1000万円 ・海外レンタカー割引優待 |
旅行保険 dカードトラベルデスク ・海外旅行保険/最大1億円 ・国内旅行保険/最大5000万円 ・国内、ハワイの主要空港ラウンジ無料利用可能 ・ハーツレンタカー割引優待 |
au PAYカード | ・海外あんしん保険 ・お買い物あんしん保険 |
・海外あんしん保険 ・国内旅行あんしん保険 ・お買い物あんしん保険 |
エポスカード | ・海外旅行傷害保険 ・HISのサイトからの海外旅行申し込みでポイント3倍 |
・海外旅行傷害保険 ・国内外の空港ラウンジ無料 ・Visaゴールドクローク割引 ・空港宅配割引優待 ・海外Wi-Fiレンタル優待価格・HISのサイトからの海外旅行申し込みでポイント5倍 |
年会費のもとがとれるかどうかはこの優待サービスにかかっているといっても過言ではありません。
また、金銭面以外でも、「空港での手荷物宅配サービス」や「レンタカーサービス」のように旅先での移動の手間を省くもの、「海外サポートデスク」のように、トラブル対処に役立つものなどさまざまな優待が用意されています。
ゴールドカードがあれば、旅行や出張がよりスムーズになるでしょう。
付帯保険が充実している
ゴールドカードにランクアップすると、次のように付帯補償の内容がさらに強化されます。
・保険対象となる条件の緩和(例:利用付帯→自動付帯)
・補償内容の拡大(例:一般カードは死亡・後遺障害のみ→携行品損害まで補償)
・海外旅行傷害保険だけでなく国内旅行傷害保険への対応
・ショッピング保険への対応または補償額の増加(例:海外100万円まで補償→国内/海外300万円まで補償)
・航空機遅延保険の追加
一般カードではそもそも旅行傷害保険やショッピング保険そのものがないこともありますが、ゴールドカードになると上記のように充実した補償を受けられることが多いです。
旅行や出張などの際一時的に保険加入する人もいますが、ゴールドカードであれば別途加入しなくてもカード1枚あれば賄えるようになります。
【比較】ゴールドカードと一般カードの付帯保険
カード名 | 一般カードの付帯保険 | ゴールドカードで追加される付帯保険 |
---|---|---|
楽天カード 楽天プレミアムカード |
・海外旅行傷害保険(最高2,000万円) | ・国内/海外旅行傷害保険(最高5,000万円) |
三井住友カード(NL) 三井住友カード ゴールド(NL) |
・海外旅行傷害保険(最高2,000万円※利用付帯) | ・お買物安心保険(年間300万円) ・国内/海外旅行傷害保険(最高2,000万円※利用付帯) |
アメリカン・エキスプレス・カード アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
・国内/海外旅行傷害保険(最高5,000万円) ・返品補償「リターン・プロテクション」 ・破損/盗難補償「ショッピング・プロテクション」 など |
・スマホの損害補償「スマートフォン・プロテクション」 ・海外旅行傷害保険(最高1億円) など |
JCBカード JCBゴールド |
・国内/海外旅行傷害保険(最高3,000万円) ・ショッピングガード保険(海外/年間100万円) |
・国内/海外旅行傷害保険(最高1億円) ・国内・海外航空機遅延保険 ・ショッピングガード保険(海外/国内・年間500万円) など |
dカード | ・ショッピング保険 国内:100万円 海外:100万円・海外旅行保険(29歳以下のみ)/最大1000万円 |
・ショッピング保険 国内:300万円 海外:300万円・海外旅行保険(最大1億円)・国内旅行保険(最大5000万円) |
au PAYカード | ・海外あんしん保険/最大2000万円 ・お買い物あんしん保険/年間100万円 |
・海外あんしん保険(最大1億円) ・国内旅行あんしん保険(最大5000万円) ・お買い物あんしん保険(年間300万円) |
エポスカード | ・海外旅行傷害保険(最高500万円) ・傷害治療費用(最大200万円) ・賠償責任(最大2000万円) |
・海外旅行傷害保険(最高1000万円) ・傷害治療費用(最大300万円) ・賠償責任(最大2000万円) |
一般カードは国内旅行保険が付帯されていないか、付帯されていてもゴールドカードよりも補償金額が低く設定されています。
それに対してゴールドカードは国内旅行・海外旅行どちらも旅行保険が付帯されていて、補償金額も2倍になっているカードがほとんどです。1年に何度か行く旅行のために別途保険に入る人は少ないので、万が一に備えて付帯されている補償が手厚いゴールドカードがあると安心です。
また、ゴールドカードにはショッピング保険が付帯されていることが多く、クレジットカードでで購入した商品が故障や破損したり、盗難の被害にあったときに適用されます。
ステータス性がある
クレジットカードには主に4つのランクがあります。一般カードから始まり、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードの4つです。
ゴールドカードは自分で申し込みができますが、申し込み条件や審査基準が一般カードよりも厳しいため、ゴールドカードを持っているだけでもステータスの高さを示すことができます。
プラチナカードやブラックカードは基本的には招待制で、カード会社からのインビテーションが送られてきて初めて申し込みをすることができますが、さらに審査基準が高くなり年会費も高額になるのでよりステータス性が上がります。
インビテーションをもらうにはゴールドカードを所有していることが大前提なので、ステータスを高めたい人はまずはゴールドカードを取得しましょう。
ステータス性のある国際ブランド
クレジットカードの国際ブランドとは、海外の多くの国や地域で利用できるクレジットカードブランドです。
国際ブランドは、それぞれ独自の決済システムネットワークを構築していて、ネットワークのライセンスを各カード会社に提供しています。カードに表示されている「mastercard」や「Visa」が国際ブランドです。
クレジットカードの中でも「アメリカンエクスプレス」と「ダイナーズクラブ」は海外でステータスが高く、ホテルやレストランなどでカードを提示するだけで信用性のある人として扱ってもらえます。
プラチナカードへの招待が来やすい
ゴールドだけでなくプラチナやブラックといった複数のランクがあるクレジットカードの場合、インビテーションが受けられます。インビテーションとはカード会社による、上位カードへの招待です。
たとえばゴールドカードを長く、適切な方法で利用し続けているとカード会社は「このユーザーは優良顧客だ」と判断し、さらにカードを活用してもらうためにプラチナカードの発行を勧めてくれます。
信頼がある状態でプラチナカードの発行審査をするため、直接プラチナカードを申し込むのに比べ発行してもらいやすいのがメリットです。
また、中には直接の申し込みに対応しておらず、「イオンゴールドカードセレクト」のように招待でのみ入会できる上位カードもあります。
なお、インビテーションは上位カード発行の「確約」ではないため、もし支払い遅延などでクレジットカードの利用履歴に傷がついていたり、キャッシング残高が多すぎたりなど問題がある場合は審査に落ちることもあります。
ゴールドカードの2つのデメリット
特典が豊富なゴールドカードですが、じつはデメリットもいくつか存在します。人によっては一般カードで十分な場合もあるため、申し込み前によく確認しておきましょう。
- 一般カードよりも年会費が高い
- 審査基準が一般カードより厳しくなる
一般カードよりも年会費が高い
ゴールドカードは一般のカードに比べて年会費が高いことがほとんどです。年会費の例として、次の表を参考にしてください。
カード名 | 年会費 | 年会費に関する特典・備考 |
---|---|---|
楽天ゴールドカード | 2,200円(税込) | – |
楽天プレミアムカード | 11,000円(税込) | – |
JCBゴールド | 11,000円(税込) | オンライン入会で初年度年会費無料 |
MUFGカード ゴールド | 2,095円(税込) | 初年度年会費無料 |
イオンゴールドカード | 永年無料 | 入会は招待制 |
三井住友カード ゴールド (NL) | 5,500円(税込) | 年間100万円以上の利用で翌年度以降の年会費永年無料 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 34,100円(税込) | – |
ゴールドカードの年会費は安くても2,000円程度、通常は1万円台が基本です。アメックスのように付帯特典が充実したカードは、3万円以上の年会費が設定されているケースもあります。
ゴールドカードは使用せずにいると年会費ばかりがかさむため、利用頻度や優待割引の金額などを考慮した上で申し込むとよいでしょう。
ただし、「JCBゴールド」や「三井住友カード ゴールド (NL)」のように、初年度年会費無料、あるいは一定額の年間利用があれば年会費が無料になるゴールドカードもあります。年会費が気になる場合、あるいはゴールドカードを試したい場合はこのようなゴールドカードを選ぶのも手です。
審査基準が一般カードより厳しくなる
ゴールドカードは利用限度額が高いことから、審査基準が一般カードより厳しい傾向です。たとえば、一般カードではパートやアルバイトでも申し込み可能なものがたくさんあります。
一方、ゴールドカードでは「安定した継続収入」が基本になるため、正社員や契約社員、派遣社員などでないと申し込めなかったり、勤続年数や年収300万円以上などの実績を求められたりすることが多いです。
ただし、専業主婦(夫)の場合は配偶者に安定収入があれば申し込み可能な場合もあります。審査において重視されるのは、利用限度額に見合った返済能力があるかどうかです。
また、審査そのものも一般カードのときより念入りに行われるため、一般カードに比べて審査期間が長くなります。さらに、申し込み年齢も18歳以上ではなく、20歳、30歳以上と高めに設定されています。
カード名 | おもな入会資格 |
---|---|
三井住友カードゴールド | 満30歳以上/本人に安定継続収入のある方 |
アメックスゴールド | 満20歳以上/本人に安定継続収入のある方 |
JCBゴールド | 満20歳以上/本人に安定継続収入のある方 |
au PAY ゴールドカード | 本人または配偶者に定期収入のある20歳以上の方 |
おすすめのゴールドカード6選
メリットやデメリットについて把握したところで、初めてゴールドカードを検討されている方に向け、おすすめのゴールドカードを紹介します。どれもユーザーから人気の高いクレジットカードなので、ぜひ参考にしてください。
三井住友カード ゴールド (NL)|普段利用でポイントを貯めやすい
- 年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が無料
- コンビニや家族カード利用で還元率がアップ
- ナンバーレスでセキュリティ面でも安心
ゴールドカードを試してみたい方におすすめなのが、「三井住友カード ゴールド (NL)」です。
年間100万円以上の利用があれば翌年度以降も永年無料になります。つまり、ひと月あたり84,000円弱の利用があれば翌年以降の年会費が無料になる計算です。
また、100万円以上の利用があれば別途1万ポイントの還元が受けられるため、100万円分の利用までは還元率が実質1.5%になるのも魅力です。付帯サービスも旅行傷害保険や、国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用無料などゴールドカードとして基本的なものが揃っています。
ゴールドカードの恩恵を受けつつ、普段の買い物に利用したい方や家族の利用が多い方向けのゴールドカードです。
年会費 | 5,500円(税込) 家族カード:年会費無料 ETCカード:年会費無料※利用がない場合550円(税込) |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
ポイントアップの例 | コンビニ3社+マクドナルドでポイント+2%還元 家族カード利用でポイント最大5%還元 |
利用限度額 | 最大200万円 |
付帯サービス | ・国内主要空港でラウンジが無料 ・ポイントUPモール利用でポイントが+0.5~9.5% ※2023年1月現在 ※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。 |
旅行傷害保険 | 国内:最高2,000万円 海外:最高2,000万円 |
ショッピング保険 | お買物安心保険(年間300万円) |
対応国際ブランド | Visa/Mastercard |
三井住友カード ゴールド (NL)の評判・口コミ
三井住友カード ゴールド (NL)を実際に利用している人の評判・口コミを紹介します。
dカード GOLD|ドコモ利用料金を10%還元
出典:dカード GOLD
- ドコモユーザーは利用料金が10%還元
- 旅行傷害保険が手厚い
- 海外旅行向けのサービスが充実
「dカード GOLD」はドコモユーザーにぴったりのゴールドカードです。ドコモのスマホやドコモでんき Greenの電気料金など、ドコモの利用料金に対して10%もの還元が受けられます。一般カードは約1%の還元率であることを考えると、ドコモユーザーにとっては必須級ともいえるゴールドカードです。
高い買い物や旅行をしなくても、ドコモのケータイ料金支払いだけで年会費のもとがとれます。でんき、ケータイ、光回線などすべてドコモで揃えているユーザーならさらにお得に利用できるでしょう。
基本還元率は1%と標準的ですが、加盟店でのポイントアップがあるため、利用する店舗次第では2%以上の還元となります。また、海外1億円、国内5,000万円の旅行傷害保険に、海外旅行での日本語サポートデスクやレンタカーサービスなど、旅行向けのサービスも充実しています。
dカード ゴールドに関して次の記事でも詳細を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
dカード ゴールドの口コミと評判|メリットや特徴をわかりやすく解説
年会費 | 11,000円(税込) 家族カード:1枚目年会費無料 2枚目以降1,100円(税込)/1枚あたり ETCカード:利用の有無に関わらず無料 |
---|---|
基本還元率 | 1.0% |
ポイントアップの例 | ・ドコモのケータイや「ドコモ光」でポイント10%還元 ・ケータイとセットでドコモでんき Greenの電気料金10%還元 ・特約店でポイントアップ |
利用限度額 | 最大300万円 |
付帯サービス | ・携帯電話購入後3年間、最大10万円を補償 ・VJデスク(旅のサポート) ・海外緊急サービス |
旅行傷害保険 | 国内:最高5,000万円 海外:最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間300万円 |
対応国際ブランド | Visa/Mastercard |
dカード GOLDの評判・口コミ
dカード GOLDを実際に利用している人の評判・口コミを紹介します。
アメックス ゴールドカード|旅先での優待が豪華
- レストランやホテルなどで独自の優待サービスが受けられる
- 貯めたポイントはマイルに交換できる
- 利用限度額が個人の資産に合わせて設定される
アメックス ゴールドカードはゴールドカードやプロパーカードならではのステータス性と、特典の豪華さを重視する方におすすめのクレジットカードです。
国内外200店舗のレストランでコースメニューを2名以上で注文すると、1名分無料になる「ゴールド・ダイニングby招待日和」、600以上のホテル優待、「プライオリティ・パス」の年会費が無料などさまざまな特典が利用できます。
また、毎年カードを継続するごとにホテル宿泊時に使える15,000円分のクーポンがプレゼントされたり、ポイントが主要航空のマイルに交換できたり、有料ではありますがマイル交換レートアップのプログラムに加入できたりと、とにかく旅先で便利な特典が充実しているのが特徴です。
旅行・出張が多いのなら、優待・割引・クーポンだけで年会費31,900円(税込)のもとは十分にとれます。年会費は気にせず、とにかく付帯サービスを活用したい方におすすめです。
年会費 | 31,900円(税込) 家族カード:1枚目無料 2枚目以降13,200円(税込)/1枚あたり ETCカード:発行手数料935円/枚(年会費無料、5枚まで発行可) |
---|---|
基本還元率 | 1.0% |
ポイントアップの例 | 「メンバーシップリワード・プラス」登録費用:3,000円/年でマイルやポイントの換算レートが最大3倍にアップ |
利用限度額 | 個人の状況に合わせて決定 |
付帯サービス | ・プライオリティ・パスの年会費無料/2回まで利用無料 ・国内外約200店舗のレストランでコース代金1名無料 ・海外での日本語サポート「グローバル・ホットライン」 ・海外用レンタル携帯電話優待 ・返品補償「リターン・プロテクション」 ・破損/盗難補償「ショッピング・プロテクション」 ・スマホの損害補償「スマートフォン・プロテクション」 など |
旅行傷害保険 | 国内:最高5,000万円 海外:最高1億円 |
ショッピング保険 | 国内/海外:最高500万円 |
対応国際ブランド | American Express |
アメックス ゴールドカードの評判・口コミ
アメックス ゴールドカードを実際に利用している人の評判・口コミを紹介します。
エポスゴールドカード|コストパフォーマンスが良い
出典:エポスゴールドカード
- 年間50万円以上の利用で翌年以降の年会費が無料
- 指定店舗から好きなお店を選ぶとポイントが最大3倍
- 貯まったポイントには有効期限がない
エポスゴールドカードは、年会費が5,000円と他のゴールドカードよりも比較的低く、指定店舗から選んだショップの買い物がポイント最大3倍になる「選べるポイントアップショップ」という特典が利用できます。
「選べるポイントアップショップ」の指定店舗は、スーパーやコンビニをはじめ飲食店や保険会社など300店舗以上あり、その中から自分で好きな3店舗を選ぶことが可能です。
また、年会費は招待・紹介で入会した場合は初年度から、年間利用額が50万円以上なら翌年から永年無料になります。
エポスゴールドカードで貯められるポイントは有効期限がないため、ポイントを使い忘れて失効させてしまう心配もありません。
年会費 | 5,000円 年間利用金額50万円以上で、翌年以降年会費永年無料 ETCカード:年会費無料 |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
ポイントアップの例 | ・ポイントアップショップ登録で最大3倍 ・マルイウェブチャネル、マルイ、モディで2倍 ・ポイントアップサイト経由で2〜30倍 |
利用限度額 | 最大300万円 |
付帯サービス | ・国内外の空港ラウンジ無料 ・海外サポートデスク(日本語案内) ・Visaゴールド海外Wi-Fiレンタル ・Visaゴールド空港宅配 ・Visaゴールド国際線クローク ・緊急カード発行無料 ・Visaプレミアムカーレンタル |
旅行傷害保険 | 海外:最高1,000万円 |
ショッピング保険 | エポスお買物あんしんサービス(サービス料 年間1,000円):年間補償限度額50万円 |
対応国際ブランド | Visa |
エポスゴールドカードの評判・口コミ
エポスゴールドカードを実際に利用している人の評判・口コミを紹介します。
楽天プレミアムカード|楽天市場の利用が多い人に
出典:楽天プレミアムカード
- 楽天市場での買い物で高ポイント還元
- ライフスタイルに合わせた優待サービスが選べる
- 楽天サービスを利用する人にメリットが多い
楽天プレミアムカードは、楽天市場の買い物がポイント5倍以上にアップする「スーパーポイントアッププログラム」が利用できるゴールドカードです。
また、ライフスタイルに合わせて「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」の3つの優待サービスから1つを選べます。「楽天市場コース」は、毎週火曜・木曜にはポイントが1倍加算され、6倍のポイントが還元されます。
「トラベルコース」は楽天トラベル利用で最大3倍、「エンタメコース」はRakuten TV・楽天ブックス利用で最大3倍の特典が用意されています。
楽天プレミアムカードは、楽天サービスの利用が多い人にとっておすすめのゴールドカードといえるでしょう。
年会費 | 11,000円 家族カード:550円 ETCカード:年会費無料 |
---|---|
基本還元率 | 1.0% |
ポイントアップの例 | ・楽天市場でのお買い物でさらに2倍 ・選べるサービスでポイント1倍加算 ・誕生月ポイント1倍進呈 |
利用限度額 | 最大300万円 |
付帯サービス | ・国内、海外空港ラウンジサービス ・トラベルデスク |
旅行傷害保険 | 国内:最高5,000万円 海外:最高5,000万円 |
動産総合保険 | 最高300万円 |
対応国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB/American Express |
楽天プレミアムカードの評判・口コミ
楽天プレミアムカードを実際に利用している人の評判・口コミを紹介します。
JCBゴールド|旅行の補償内容が充実している
出典:JCBゴールド
- 国内海外ともに旅行補償が充実
- セブンイレブンやAmazonなどでポイント付与率がアップ
- 紛失・盗難時の補償が手厚い
JCBゴールドは、国内で最高5,000万円、海外で最高1億円の補償が受けられる旅行損害保険や、最大20,000円の補償が受けられる航空機遅延保険が付帯するゴールドカードです。
他にも、手荷物が紛失した際に最大40,000円まで補償される寄託手荷物紛失費用保険や、カードで購入した商品の破損・盗難での損害を年間最大500万円まで補償を受けられるショッピング保険なども付帯しています。
加えて、不正利用がないか24時間検知するシステムや、カードを紛失・盗難された際は届出日から60日前までさかのぼって損害額を補償してくれるサービスもあります。
付帯保険の充実さやセキュリティの高さが魅力の1枚です。
年会費 | 11,000円(オンライン入会の場合のみ初年度年会費無料) 家族カード:1枚目無料 2枚目以降1,100円(税込)/1枚あたり ETCカード:年会費無料 |
---|---|
基本還元率 | 0.5% |
ポイントアップの例 | ・スターバックスカードへのオンライン入金、オートチャージ、Starbucks eGiftの購入で10倍 ・Amazon利用で3倍 ・セブンイレブンで3倍 ・ポイント優待店で2倍以上 |
利用限度額 | 公式サイト参照 |
付帯サービス | ・国内の主要空港、ハワイ ホノルルの国際空港ラウンジ無料 ・世界1,100ヵ所以上のラウンジを優待価格で利用可能 ・ゴールド会員専用デスク ・ゴルフエントリーサービス ・グルメ優待サービス ・施設優待サービス |
旅行傷害保険 | 国内:最高5,000万円 海外:最高5,000万円 (日本出国前にお支払い条件を満たした場合は、最高1億円を補償) |
ショッピング保険 | 国内:最高500万円 海外:最高500万円 |
対応国際ブランド | JCB |
JCBゴールドの評判・口コミ
JCBゴールドを実際に利用している人の評判・口コミを紹介します。
メリットに魅力を感じない人は一般カードでも十分
ここまでゴールドカードのメリットやデメリットについて解説しましたが、現在一般カードを所持している場合、人によっては無理にゴールドカードを作る必要はありません。
ゴールドカードのおもなメリットは、空港ラウンジ利用権のような優待特典や旅行傷害保険など、普段の買い物以外の部分にあります。そのため、近所の買い物での利用が中心の人や、出張や旅行などに滅多に行かない人、年間利用額が少ない人はゴールドカードのメリットを活かしきれないでしょう。
ゴールドカードに切り替える目安は、年会費のもとをとれるかどうかにあります。
たとえば年会費1万円・還元率1%・対象レストランで10%割引の特典がついたゴールドカードでもとをとるためには、買い物だけだと年間100万円(ひと月あたり約8.3万円)の利用が必要です。しかし、レストランで5万円のコースを2人分注文した場合は、それだけで年会費をカバーできてしまいます。
また、数は少ないものの年会費無料のゴールドカードや、年会費が2,000円程度の割安なゴールドカードを選べば、年会費の負担は大きく減ります。年会費のもとをとれるか、年会費以上のメリットを感じられるかによって、ゴールドカードにするか一般カードにするか決めましょう。
ゴールドカードに関するよくある質問
ここからは、ゴールドカードについてよくある疑問について解説します。
お金持ちはゴールドカードを持たないの?
お金持ちと呼ばれる人はゴールドカードよりも上のステータスのカードで、より補償やメリットの大きいものを選ぶことが増えます。お金を使う機会が増えるので、利用できる限度額がゴールドカードよりもさらに高く、高額の商品を購入できるカードを使うようになります。
さらに、ステータスの高いブラックカードなどは専任のコンシェルジュがつき、24時間いつでもサービスを受けることができます。提携先のホテルの部屋や飛行機の席が自動的にアップグレードされるなどの特典も多く、お金持ちはゴールドカードよりも上のステータスのカードを所有することが多いようです。
ゴールドカードを持つのは見栄っ張り?
ステータスを持ちたい人にとってはゴールドカードを持つことは1つの目標かもしれません。
見栄っ張りというよりも、よりサービスや付帯特典を活用できて、自分に合うゴールドカードを持つことで快適に過ごしたいという人が多いでしょう。
中には、高い年会費を払ってまでゴールドカードを持つことに魅力を感じない人もいるため、自分のライフスタイルに合った方法でカードを所有するのがベストです。
即日発行できるゴールドカードはある?
ゴールドカードの発行は、通常3日〜10日程度かかる場合がほとんどです。しかし、即日発行可能なゴールドカードもあります。今回紹介した中では次のカードが即日発行できます。
・JCBゴールド
・エポスカードゴールドカード
特に発行後から利用できるまでの発行スピードが速いのが、三井住友カード ゴールド(NL)です。スマホやパソコンから最短5分でカード番号が発行でき、それをApple PayやGoogle Payに登録すれば利用可能です。
JCBゴールドは、即日発行し当日発送されるので最短翌日から、エポスカードゴールドは、カードをマルイ店舗で受け取れば最短当日から利用できます。
まとめ
ゴールドカードは一般カードに比べ、利用限度額やポイント還元率などさまざまな項目が強化されるのがメリットです。また、空港ラウンジ利用権や旅行傷害保険など、出張・旅行に便利なサービスが数多く受けられます。
年会費が高くなりがちな側面はありますが、年会費を払ってもメリットがあると感じられるのならゴールドカードを申し込むとよいでしょう。
中には楽天ゴールドカードやイオンゴールドカードのように、年会費が安かったり、永年無料で利用できたりするカードもあります。買い物向け、旅行向けなどさまざまなゴールドカードがあるので、自分にぴったりの1枚を見つけましょう。