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小さい体に潜む怖い一面 かゆいだけでは済まないダニの対処法 その1

ほこりと共に舞い上がって、くしゃみや鼻水の原因となるのが「ダニ」です。
“たかがダニ、されどダニ”で、ダニはアレルギーや感染症など複数の病気に関わっています。

今回は、ダニに関連する病気とその対処法について解説します。

鼻水や鼻づまりなどで困ることが多いアレルギー性鼻炎。
この病名を聞くと、まずは花粉症を思い浮かべるのではないでしょうか?

アレルギー性鼻炎の2大原因としてその「花粉」と並ぶのが「ダニ」です。

花粉と同様、ダニやその死骸を吸い込むことで体が過剰反応して鼻炎、目のかゆみ、気管支炎といったアレルギー症状を起こします。

そして、花粉症(花粉アレルギー)とダニアレルギーでは「症状の現れ方」に2つの違いがあります。

ダニアレルギーの見分け方

1つ目の違いは「発症の時期」。

花粉症の症状は、花粉症の7割を占めるスギ花粉とヒノキ花粉の飛散時期に伴い、3〜4月に多く見られます。
一方のダニやその死骸は季節に関係なく1年中存在するため、年間を通してダニアレルギー症状は発症します。

2つ目の違いは「飛散する場所」です。花粉は主に家の外で飛んでいます。

一方のダニは、家の中に生息しています。この違いは対処法を考える上で重要です。
家の外に飛んでいるものを自分で対処するのは困難です。

しかし家の中なら自分でコントロールができるため、アレルギーの元をある程度断つことができるといえるでしょう。

またダニはアレルギー症状の他に、室内でかまれることも。

中でもイエダニ類は室内での被害が多いといわれています。
大きさは0.7㎜前後で非常に小さく、布団に潜り込んで吸血します。

おなかや太ももなどを刺して、かゆみの強い赤いブツブツをつくります。
顔や手足はほとんど刺さないのが特徴です。

他の虫刺されと同様、かくとひどくなるので、かかないことが大事です。
かゆみが治まらない場合は皮膚科で相談してみましょう。

家にいる「飼いダニ」を撃退するためには

では、どうすればダニアレルギーを抑えられるのでしょうか?

答えは「寝具」にあります。

実は、ダニアレルギーの原因の半分以上は寝具にあるといわれています。
布団や枕はダニが生息しやすい環境です。さらに就寝中、寝具に密着した状態で何時間も過ごします。

ダニやその死骸を吸い込む確率は活動している時間帯よりも就寝中に高いのです。
対策の第一歩は「寝具ケア」から始めるのがいいでしょう。

さらにダニアレルギーを元から断つ方法として「減感作療法」という治療があります。
これは従来のアレルギー治療とは異なり、ダニをはじめとする患者が持つアレルゲンを少しずつ体内に取り入れる方法で、アレルゲンに慣らして根治を目指す薬物治療です。

実際に効果が表れるまでに数年かかることと、治療期間が3~5年間と長いのが難点ですが、
ダニアレルギーなどで長らく苦しんでいる人にとっては有力な選択肢になります。

取り扱いのある医療機関で相談してみましょう。

執筆者
 岩本 修一
(いわもと しゅういち)

 医師、ハイズ株式会社 人材戦略部長

国際旅行医学会認定資格保持者。
麻酔科医・船医を経て、広島大学病院総合内科・総合診療科で臨床と教育に従事。
現在はハイズ株式会社で病院経営とヘルスケアビジネスのコンサルティング業務を行っている。
専門は旅行医学と総合診療。

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